16年にKBSで放送された韓国ドラマの「ビューティフル・マインド」です。
主演にチャン・ヒョク、パク・ソダム、ユン・ヒョンミン、パク・セヨン。
ビューティフル・マインドは競合に同ジャンルの「ドクターズ」がいた不運。
初回視聴率は4.1%でドクターズの12.9%と大差で負けております。
しかも2話の4.5%が自己最高視聴率という悪い傾向・・・。
視聴率は伸び悩み、打ち切りとなってしまったドラマですね。
最終回14話は3.2%です。
全話平均視聴率3.8%は近年の水準で言えば、そこまで低くはないんですけど。
16年当時としてはかなり低い数字。
前作は一般的に視聴率が出ない短編ドラマの「ベクヒが帰ってきた」ですが、それでも全話平均9.7%ですから。
早期終了も仕方なしの数字というわけですね。
競合のドクターズとは、ジャンルも同じだし比較されるのは避けられない。
結果、ドクターズに比べて暗い雰囲気で、ヒロインとなるパク・ソダム演じるキャラの人気もイマイチで大敗してしまいました。
チャン・ヒョクの演技面の評価は高いようですから、見どころとしてはチャン・ヒョクですか。
チャン・ヒョク演じる主人公の設定や、医学にスリラーを混ぜたところなど新鮮なドラマではあります。
ドクターズが競合でなければ、違った評価を受けた可能性はありますね。
ちなみにプロデューサーは現在JTBCに移って「ミスティ」や「夫婦の世界」を担当している、いま1番勢いのある監督と言っていい人です。
そんな人が担当しているなら、そこまで悪いドラマではないのかもね。
とはいえ、興行の鉄板ジャンルと言われるメディカルドラマで打ち切りという屈辱的な結果になったドラマです。
いまU-NEXTを見てみたら「ウェルメイドなラブストーリー」というコピーがありましたが、ウェルメイドであれば打ち切りにはならないよな・・・。
作品性の評価がそこまで高くなかったから打ち切りと考えるのが自然。
日本での評価は決して悪いものではないですし、好きな人には楽しめるドラマではあるのでしょう。
後半に衝撃展開もあるみたいですし。
そうはいっても打ち切りの事実があると、キャスト目当て以外だとおすすめはしにくいですね。