16年にSBSで放送された韓国ドラマの「ドクターズ」です。
主演にキム・レウォン、パク・シネ、イ・ソンギョン、ユン・ギュンサン。

・ドクターズの視聴率は?

前作は最終回で10%を記録した「テバク」ということで。
前作の評価がイマイチなので流れがよくありませんでしたが、ドクターズは初回12.9%と好スタートです。

15話で自己最高視聴率21.3%。
最終回も20.2%と20%超えで終えました。




月火ドラマでは2年前の「奇皇后」以来の視聴率20%超えドラマとなっています。
全話平均視聴率も18.4%とかなり高い数字になりますね。

・ドクターズの評価は?

大衆性のあるドラマで興行には成功していますが、作品性の評価が高いかと言えばそうでもなさそうです。
タイトルからわかるようにメディカルドラマになりますが、医学面の考証エラーがとても多いとされます。
ドラマの方もロマンスが中心になっており、メディカルドラマを楽しみにしていた視聴者からは物足りなさもあるのかもしれませんね。

手術のシーンでパク・シネのネイルアートされた爪が議論を呼んだこともありますね。
そもそもキャストの衣装が医療現場で働く人にしては派手であるとことも指摘されています。
まあ、ドラマなのである程度は仕方がないと思いますが・・・。




ストーリー面も作為的なので、蓋然性議論もあるところ。
これも面白ければある程度は現実感がなくてもいいのではないかと思いますが。

特別出演が豪華なのはいいけど、ゲストキャラのエピソードがメインエピソードのように扱われるのも賛否あるところですね。
結果的にメインエピソードが進まず、ストーリー展開が遅くなったと批判あり。
ちなみに最高視聴率を記録したのはナムグン・ミンがゲストのエピソードになりますね。

とまあ、悪いことばかり書いていますが、大衆性はある大ヒットドラマです。
細かい点で医学的におかしくても、そんなに気にならないものですし。
緊張感のある手術シーンなど、好評な点もあります。




それにしても、どちらかといえばロマンス目当てで見た方がいいのかもしれませんね。
キム・レウォンのロマンスも非常に評判が良いですから。
本格的なメディカルドラマとは違うようですね。