先日、SBSの月火ドラマ「チアアップ」が最終回を迎えました。
主演にハン・ジヒョン、ペ・インヒョク、キム・ヒョンジン、チャン・ギュリら。
延世大学応援団の応援をモチーフにしたドラマになります。
前作は最終回で3.6%を記録した「私たちは今日から」ですが、空白期間が3ヵ月あるのであまり関係はないですね。
「チアアップ」は初回2.3%でスタートしています。
6話の3.2%が自己最高視聴率であり、唯一の3%台。
13話の1.7%が自己最低視聴率で、最終回は2.2%となっています。
地上波のドラマですから寂しい数字です。
競合バラエティが強いことや、野球のポストシーズンやサッカーのワールドカップの影響で放送休止が多かった不運もあります。
そもそも若手のドラマですし、ジャンル的にも視聴率が出ないのは仕方がないと言ったところです。
タイトルからわかるように応援団がテーマのドラマになりますが。
青春、ラブコメだけでなく、ミステリーも入ったドラマになりますね。
コロナ前の明るいキャンパス生活を描いた点が好評のドラマです。
一方でカップルが多すぎること、主人公(ペ・インヒョク)よりサブ主人公(キム・ヒョンジン)の比重が大きな点、さらにサブヒロインの比重が少なすぎる点などが指摘されています。
ストーリー展開が遅いこともあり、脚本の評価はあまり高くはありません。
それでもハン・ジヒョンとペ・インヒョクのケミは好評ですね。
ちなみにモチーフとなっている応援はかなり有名なものだそうです。(延世大学と高麗大学)
日本で言えば早慶戦がモチーフになっているようなものですね。
若い世代には人気のドラマとなっていて、延世大学と高麗大学の志望者が増えたとされる。
マニア層を形成したドラマと言えますね。
チアアップは脚本家が「VIP」と同じ人で、監督も「ストーブリーグ」を担当していた人になります。
キャストの認知度は決して高くはありませんが、制作陣は過去に大作を担当しているわけだ。
中盤以降の脚本は評価が落ちていきますが、マニア層を形成したドラマなので興味があるなら見てみるのもいいかもしれませんね。
邦題は「恋のチアアップ」になると予想したいところですが。
すでに「恋にチアアップ」という似たタイトルのドラマがあったので、あまり自信はないな・・・。
本当は自信があったのにw