ストーブリーグ 感想

19年から20年の韓国ドラマ「ストーブリーグ」を見ました。
主演にナムグン・ミン、パク・ウンビン、オ・ジョンセ、チョ・ビョンギュら。

20年の百想芸術大賞でドラマ作品賞を受賞している鉄板ドラマですね。

・話題が豊富なストーブリーグ

ストーブリーグは以前BS日テレ版を見たことがありますが・・・。
カットが多すぎるのが不満だったので、改めてU-NEXTで見てみました。

一般的な野球ドラマとは違い、選手ではなくフロントにスポットが当たっている点が差別化ポイントです。
よってオフィスドラマとしても見ることができるのが高評価の理由ですが。




改めて見て思ったこととして、良くも悪くも野球に関する話題が豊富であることです。
スターの放出に始まり、外国人選手スカウト、現役選手ドラフト、年俸交渉などなど。

さらには薬物問題や球団売却、野球以外の面でも同僚の不正や家族愛とか詰め込まれていますから。
ロマンス描写がないのが朗報ではありますが、ロマンスが入る余地がないぐらい、いろんなストーリーがあるわけです。

それでもうまくまとまっているドラマだとは思います。
でもリーグ開幕後のエピソードがほとんどなかったのは残念です。

これだけの大ヒットドラマになるのであれば、シーズン2を制作して開幕後のエピソードもやってほしかったかな。
「シーズンが始まればGMの仕事はない」みたいなセリフもあったけど、そんなことはないですから。




ちなみに選手のぎこちないフォームは、ほとんど気になりませんでした。
それも選手中心ではなく、フロント中心の良さが出たところだと思います。
野球経験者を中心にキャスティングすればよかったのにと思わなくもないけど、顔つきはユニフォームが似合う人ばかりだったな。

キャスティングで言えばパク・ウンビンが役に合っていなかったことの方が気になるけど。
パク・ウンビンも名シーンが多かったから不満というほどでもないもんな。

・終盤は物足りなさが残る

面白いドラマではありますが、個人的には終盤に不満が残るかな。
シーズン開幕後のエピソードが実質ゼロだったことも不満要素ですけど。
球団売却のエピソードも唐突な印象を受けるんですよね。




たくさんのエピソードを詰め込んだのは善し悪しあると思う。
オフィスドラマとして見ることができるという評価ではありますが、僕はオフィスドラマとしても中途半端な印象を受けたかな。
ただそれも僕は野球が好きなので、野球のエピソードが中途半端に感じているだけなのかもしれない。
純粋なオフィスドラマとして見れば、中途半端なものではないのかも。

僕は野球が好きだからどうしても野球ドラマとして見てしまい、野球以外のエピソードがやや退屈に感じるところもありました。
野球ファンにおすすめするべきかオフィスドラマ視聴者層におすすめするべきか、よくわからない作品ですねw




なんにしても百想芸術大賞でドラマ作品賞を受賞しているドラマなので、大衆性もあると思います。
他のドラマとは差別化されているのは事実ですし、大ヒットドラマなので見てみるのも良いドラマでしょうね。