先日、tvNの金土ドラマ「ハピネス」が最終回を迎えました。
主演にハン・ヒョジュ、パク・ヒョンシクら。
ハン・ヒョジュは「W」以来5年ぶりの国内ドラマ復帰作。
ヒョンシクは「スーツ」以来3年ぶり、除隊後初のドラマ復帰作になりますね。
ハン・ヒョジュ＆ヒョンシクなので、日本での興行成功は約束されたようなドラマですが。
韓国では初回視聴率3.30％という悪くないスタート。
その後は良くも悪くも視聴率が変わらず、自己最低視聴率は6話の3.08％。
最終回で自己最高視聴率4.18％を記録しています。
ハン・ヒョジュ＆ヒョンシクのドラマだと思えば低い気はしてしまいますが・・・。
それでも週末とはいえ23時台に放送される遅い時間帯のドラマですからね。
「ハピネス」というタイトルから受ける印象とは違い、ゾンビものなので視聴者層も限られるでしょうし。
同じドラマ枠で放送された「ボイス4」と同じぐらいの視聴率と思えば、悪くない視聴率です。
ハピネスは近未来を舞台にしたドラマという特徴があります。（23年9月）
韓国ドラマは現在劇であろうと、コロナ過は反映されていない作品ばかりですけど。
ハピネスはコロナ過が終わったという設定にして、コロナ過の名残りも感じさせる舞台になっているようですね。（つまり以前と同じ生活はやってこないという暗示）
日本でも以前と同じ生活ができそうにない雰囲気ですが、韓国でもそういう風潮なのかもね。
さすがに作中でマスクは登場しないけど、日本だとずっとマスク生活っぽいもんな・・・。
ハピネスは脚本が「ウォッチャー」と同じハン・サンウンになります。
人気ドラマの脚本家だけあって、ストーリー面は好評の作品になるようですね。
見る人を選びそうな印象を受けるドラマですが、意外とユーモアが取り入れられている点も好意的に見られています。
どーせ日本ではハン・ヒョジュ＆パク・ヒョンシクのロマンス推しの告知がされるでしょう。
キャストの人気を考えれば仕方のないところはあると思うけど、あまりそこを推されると作品性を損なわれそう。
韓国では無駄にロマンスを取り入れて批判されるドラマも多い印象だけど、ハピネスはそういう雰囲気ではなさそうだな。
概ね好評のドラマではあるのですが、最終回に関してはやや落ちるところがあるようですね。
急展開で結末を迎えたので、伏線が回収されずに終わったところもあるみたい。
竜頭蛇尾とまでは言わなくとも不満は残る最終回なのかもしれません。（韓国ドラマにありがち）
韓国でも悪い評価を受けているようなドラマではなさそうなので、ジャンル的に好きなら見てみると良いドラマですね。
あとは邦題が変なタイトルにならないことを願うばかりだ。
（さすがにピンクのビジュアルにはならないだろうけど、ヒョンシクとハン・ヒョジュのアップ画だろうな）