先日、JTBCの月火ドラマ「アイドル:ザ・クーデター(IDOL:THE COUP D’ETAT)」が最終回を迎えました。
こちらは解体危機にあるアイドルグループの成長を描いた青春ドラマですね。

主演のEXIDハニがまさに体験してきたようなテーマになります。
(14年に解散危機だったけどYOUTUBE動画がきっかけで人気アイドルになった)

・アイドル:ザ・クーデター最終回の視聴率は?

アイドルという、ただでさえ視聴率の出ないテーマですが、総合編成チャンネルのJTBCで放送時間も23時からと遅い時間帯。
視聴率が出る要素は特にありません・・・。

実際に初回の0.75%というのが自己最高視聴率ですね。
7話の0.35%というのが自己最低視聴率で、最終回も0.58%に終わっています。




海外のK-POPファンとかに受けて、海外での興行が成功すれば良しというタイプのドラマですかね。
なかなか韓国で受けるのは難しい作品でしょう。

・アイドル:ザ・クーデター最終回の評価は?

韓国でのメインポスターはガールズグループの子たちですが。
日本では男の子も前面に出てきてロマンス推しになるであろうドラマです。

ただそこも善し悪しで、日本での興行を考えたら男を前面に出すのは当然。
一方で作品性を見れば、ロマンスの乱発が韓国での評価を下げている部分になります。




あとは予測しやすいストーリーに、現実のK-POP界とは違う世界であることも評価を下げる理由です。(脚本家の勉強不足?)
さらにテーマ的に仕方のないところはあるのでしょうが、暗い雰囲気のドラマであることも嫌いな人は多いかもしれませんね。

ちなみに意外にも(?)キャストの演技面では悪くない評価のようですね。
実際にアイドル出身のキャストが多く出演しているわけですが、大きなノイズはなさそうです。
(演技を気にするタイプの人は最初から見ないかもしれませんが)




韓国の芸能界を正しく描いていないという面も、我々外国人からしたら身近なものではないですし、作り物として見ればさほど気にならないかも。
韓国では評価の低いドラマではありますが、テーマやキャストに興味があるのなら見てもいいのかもしれませんね。
ウェブドラマや単発ドラマではなくミニシリーズですから、それなりのクオリティは保証されているでしょう。