今月(20年12月)、長男を出産し話題になった女優のキム・ボミです。
旦那さんはバレエダンサー。
本人もバレリーナを夢見てバレエを専攻していた女優さんです。
キム・ボミのデビュー作は08年の「風の絵師」。
その後も多くのドラマに主に助演として出演しております。
出演ドラマは13年の大ヒット作「主君の太陽」や「星から来たあなた」。
15年の「アッセンブリー」も評価の高いドラマですね。
その他「ドクター異邦人」、「マイシークレットホテル」、「匂いを見る少女」と言った人気俳優主演で日本に馴染みのある出演作も。
ただいずれも助演なので代表作というと少し違う。
代表作をあげるなら19年の「ただひとつの愛」でしょうね。
こちらはデビュー後初の主演を務めたドラマになります。
ただひとつの愛ではバレリーナ役を演じているキム・ボミです。
本人が専攻してきたことが活きた役というわけですね!
その縁もあってのキャスティングでしょう。
ドラマではヒロインのシン・ヘソンもバレエダンサーを演じて、その役作りが称賛されました。
キャスティングされてから1日7時間ものバレエの練習に節制した食事。
約半年の練習で作中のバレエシーンを実際に演じることができたシン・ヘソン。
バレエだけでなく、後天的な視覚障碍者の演技も消化したわけですからね。
当時も勢いのある女優だったシン・ヘソンですが、改めて演技力の高さとプロ意識を証明しました。
とまあ、シン・ヘソンが凄すぎて彼女に話題が集中した面はあるのでしょうが・・・。
キム・ボミも役作りのため3週間で6キロの減量に成功。
もともとスタイルがよく、落とすべき無駄なものがないでしょうにね。
初の主演、しかも自分の特技を生かしたバレエダンサー役なので気合も入ったことでしょう。
ドラマの方は前作がヒット作「ドクター・プリズナー」ということで序盤、視聴率も恩恵を受けました。
自己最高視聴率は3話の9.4%。
しかし、最終回で自己最低の5.1%を記録してしまうなど、終盤に評価を落としたのはマイナスでしたね。(2部の自己最低は13話の6.6%と、やはり終盤)
評価としては韓国ドラマにありがち、竜頭蛇尾というものになってしまいましたが。
そうはいっても、竜頭ではあるわけですからね。
日本でも評判の良いドラマですし、中盤までは韓国でも良い評価なので、その流れで楽しめるドラマでしょう。
ちなみに「ただひとつの愛」はアジアで初めてバレエをテーマにしたドラマになるようです。
韓国のバレエ協会からも評価されたドラマですね。
キム・ボミともう1人、バレエ団の団長役のト・ジウォンがバレエ経験者。
キム・ボミはただひとつの愛以降、ドラマや映画の出演はありません。
出産したばかりですから、しばらく休業期になるのかな。
たくさんのドラマに出演している女優さんですし、母親になってカムバックする日もくるでしょうね。