19年にネットフリックスで配信された韓国ドラマ「恋するアプリ」です。
シーズン2も制作され21年に配信されましたね。
主演にキム・ソヒョン、チョン・ガラム、ソン・ガン。
ソン・ガンの出世作と言えるドラマかもしれませんね。
恋するアプリはウェブ漫画原作のドラマになります。
チョン・ゲヨンという漫画家の作品になりますが。
チャン・グンソク＆IUでお馴染み「キレイな男」の原作漫画を描いている人でもあります。
デビューが96年ですから、もしかしたらイメージするよりもベテランになるのかもしれませんね。
また彼女の漫画は非常に好き嫌いが分かれることで知られています。
というのも、狂気的な作品もあるからですｗ
キレイな男はそうでもないのですが、恋するアプリはどちらかと言えば狂気的な作品とされる。（まだまともな方らしいけど）
とはいえ、斬新な素材なので原作の漫画も人気があるようですね。
恋するアプリはネットフリックスオリジナルドラマになります。
ネットフリックスオリジナルドラマといっても様々ありますが、ソン・ガンの後続作「Sweet Home」に比べるとウェブドラマ色が強いドラマになりますね。
つまり展開が作為的で、決して緻密なロマンスドラマではないということです。
批判的な声としては親世代が否定的に描かれている点があります。
（過去のネットフリックスオリジナルドラマ「初恋は初めてなので」でも同じことが指摘されていますが）
もっと親世代のキャラクターにも背景となるストーリーが補完されれば良いという声はあるみたいですね。
といっても、ほとんど原作通りですし、シーズン1は8部作なので深堀が難しい点はあるのかもしれません。
アプリを含めた非現実的な設定に好き嫌いが分かれるところはあるのかもしれません。
とはいえネットフリックス視聴者層には受けたドラマになります。
テレビドラマであれば視聴者の年齢層も上がるので受けが悪いところも多くなるかもしれませんが。
ウェブドラマは、この手のドラマが好きな人が見るわけで、実際にシーズン1はマニア層を形成した人気ドラマです。
しかしシーズン2の評価は高くないドラマになりますね。
キャストの知名度や人気も上がって大きく期待されたシーズン2なんですけど。
残念ながら監督と脚本家が変わった影響もあるのか、ストーリー展開も演出もシーズン1に比べると悪くなってしまったと酷評されています。
恋するアプリに限った話ではなく、シーズン2がシーズン1を超えるケースの方が少ないでしょうからね。
シーズン1のファンとしても制作陣が変わってほしくない思いはあったでしょう。
それだけに残念な結果です。
ちなみに原作の方は連載中でシーズン8の連載が終わっています。
高校生パートが終わったので、キャストが成長しても続編を作ることはできるのかもしれない。
ただ好評であればシーズン3も制作されたでしょうけど、おそらくシーズン3の制作はないんじゃないかな。