先日SBSの月火ドラマ「ホンチョンギ」が最終回を迎えました。
主演にキム・ユジョン、アン・ヒョソプら。
SBS月火ドラマで史劇といえば「朝鮮駆魔師」という黒歴史があったのですが・・・。
今回は子役出身で過去に「太陽を抱く月」と、「雲が描いた月明かり」というロマンス史劇をヒットさせたキム・ユジョンで好印象な感じ。
前作「ラケット少年団」も話題作ですが、東京オリンピックの影響で2週間の空白期間がありました。
よって前作の影響は特にないと思われる。
初回視聴率は6.6%とラケット少年団の最高視聴率6.2%を超える高視聴率でスタート。
しかもこれが自己最低視聴率で、2話以降は8%以上をキープしました。
6話で初の二桁となる10.2%。
しかし、その後は視聴率が伸び悩んで、最終回で2度目の二桁となる自己最高視聴率10.4%を記録し有終の美を収めました。
伸び悩んだのは惜しかったけど、視聴率を落とすことはなかったのはさすが。
KBSで同ジャンルのドラマ「恋慕」がスタートしたことも問題になりませんでしたね。
原作は同名の小説ですね。(太陽を抱く月の原作小説と同じ著者)
しかし先にも話したように、SBSでは「朝鮮駆魔師」という、歴史歪曲議論により2話で打ち切られたドラマが黒歴史として残っています。
そういうこともあり、原作とは違って仮想王国を舞台としたドラマとなったようです。
考証に関しては良くも悪くもしっかりとしたドラマになったようですが・・・。
序盤は仮想王国を強調するためなのか、CGに違和感がありそこが評価を落としていました。
でも演出面も徐々に評価を上げたようですね。
ストーリー的にも高評価なので、没入度を下げるようなことにはならなかったみたい。
21年は史劇も多くなっていますが、韓国ドラマの中でもロマンス史劇は人気ジャンルの1つ。
そんな中でホンチョンギは魔王というオカルト要素もあり、差別化に成功しています。
ただキム・ユジョンとアン・ヒョソプ2人のロマンスに比べ、それ以外のところが不足しているとの声も。
キム・ユジョンの演じている女性画工(?)の描写が不足しているようですな。
視聴率が伸び悩んだのも、もしかしたらそこらへんが影響していたりするのかも。
まあ、ロマンス面が好評なので特に問題はないのかもしれませんね。
最終回で評価を落とすようなことにもなっていません。
なんにしても成功したヒット作ですね。
ロマンス史劇は好きな人も多いでしょうが、韓国の視聴者を満足させたドラマになります。
ジャンル的に好きな人は見てみるとよさそうなドラマですね。