先日、SBSの月火ドラマ「ラケット少年団」が最終回を迎えました。
なんだか地味なドラマという印象を受けますが、脚本家は「応答せよ」シリーズや「刑務所のルールブック」を担当している人。
制作陣は大物で意外と注目のドラマとなっています。

・ラケット少年団の視聴率は?

前作がやらかして早期打ち切りになったドラマということもあり、約2か月ぶりの放送になったSBS月火ドラマです。
3部作で構成された初回は5.7%、2話は5.4%と平日のドラマとしては悪くない数字です。
その後も数字を落とすことなく、5話で自己最高の6.2%を記録していますが・・・。




終盤は編成変更で週1の放送になってしまいました。
火曜日に芸能番組が編成されたことと、東京オリンピックの影響で月曜日の週1放送になってしまいました。
最終回も4.6%と5%を割ってしまった。

オリンピックで競技に注目が集まったことから、良いタイミングで放送されたとの意見もありますけど。
少なくとも視聴率的にはプラス要素とはなりませんでしたね。

・ラケット少年団の評価は?

最近では珍しくなったスポーツジャンルのドラマ、しかもバドミントンというのも新鮮なジャンルです。
さらに学生の成長ストーリーというのも、最近では少なくなっているんですよね。

学生が活躍するドラマといえば「SKYキャッスル」や「ペントハウス」といった大ヒットドラマがありますが・・・。
いずれも刺激的なドラマなので、青春ストーリーは目新しさもありプラス要素になりますね。

学生キャストの演技面の評価も高く、その点も問題はなかったようです。
アイドル系のキャストがいないのは寂しいかもしれませんが、そこが韓国ドラマの良いところだと僕は思う。

制作陣が大物ということもあり、特別出演に知名度のある俳優がたくさん出演しています。
日本ではそちらがメインで告知されるかもしれませんね・・・。

ドラマの構成は非常に高く評価されています。
伏線の回収も多く、そこらへんがストーリー的にもしっかりした印象を受けるようですね。




ラケット少年団は田舎が舞台のドラマでもあるので、田舎独特の演出も好評です。
また日本にもあるような体育会系の悪習(体罰系)を批判するエピソードを盛り込んだところも好評ですね。
ただインドネシア卑下議論が起きてしまったのはマイナス要素。

・バドミントンのシーンも好評

それとこれはかなり重要なところだと思うけど、バドミントンの競技シーンの評判も良いです。
ここらへんの演出はさすが韓国ドラマだと思う。




ストーブリーグを見たときに思ったけど、俳優がいかにも野球経験のないフォームなのに、それがマイナスに思うほどのことはなかったからな。
スポーツの見せ方が上手いわ。
ストーブリーグはプロ野球だけど、ラケット少年団は学生スポーツなので、より違和感が少なく魅力ある演出になっているでしょう。

まあ、あまり海外受けする作品ではないのかもしれませんが・・・。
勢いのある子役のキム・ガンフンも好評です。
キャスト的には彼とオ・ナラが見るきっかけになるのかな?


韓国で評価が高いドラマなので、これは見てみるとよさそうなドラマですね。
ネットフリックスで配信されているドラマなので、ネットフリックスユーザーで興味があるならぜひ、と言ったところです。