先日tvNの月火ドラマ「LUCA」の最終回が終了しました。
主演にキム・レウォン、イ・ダヒら。
キャストや制作陣が豪華ということで、注目を浴びたドラマです。
ルカは初回5.37%でのスタートで、その後も良くも悪くも視聴率は安定しています。
自己最低視聴率が5話の5.34%。
自己最高視聴率が10話の6.29%で最終回が5.97%ですから。
最高と最低の差がたった1%という、ここまで変動がないのも珍しい。
ジャンル的に視聴率が伸びにくいのは仕方がないところです。
視聴率が落ちなかったので合格と言ったところでしょうか。
非地上波のtvNなので5%を超えればヒットと言えるだけの数字ですしね。
イ・ダヒはまたもや手堅く結果を残したと言ったところです。
視聴率が落ちなかったので悪いドラマではないのでしょうが、かといって評価が高いかといえば微妙なところです。
序盤の時点で言われていたことですが、CGのクオリティが低いことは指摘されています。
近年のドラマはCGの質が高いので、そこのクオリティが落ちると没入度の妨げになってしまいますね・・・。
そしてLUCAは全12話という、比較的短いドラマになるのですが。
それでもストーリー展開が遅いとの評価があります。
最近は「ペントハウス」に代表される、序盤から次々とストーリーが動くドラマがトレンドになっていますからね。
全12話でストーリー展開も遅いのは致命的と言えるかもしれません。
とはいえ、豪華キャスト陣の演技、「ボイス」や「ザ・ゲスト」と言ったOCNのヒット作を手掛けてきた監督の演出は高評価ですね。
あとは、音楽も良いから緊張感を高めてくれるみたい。
まあ、良いドラマでないと視聴率5%キープは無理ですからね。
ただ最近はネットフリックスなど海外資本のドラマを見る視聴者も多く、ただでさえ目が肥えている韓国の視聴者の目がさらに厳しくなっております。
そのようなことから不満を感じる視聴者も少なくはないようですね。
高い期待値を思うと、それを超えたドラマとは言えなさそうです。