17年にKBSで放送された韓国ドラマの「キム課長とソ理事」です。
主演にナムグン・ミン、ナム・サンミ、ジュノ、チョン・ヘソンら。
ナムグン・ミンがスターに出世するきっかけとなったドラマですね。
脚本家はパク・ジェボムということで、大ヒットドラマ「グッドドクター」と同じ人ですね。
最近だと「熱血司祭」、「ヴィンチェンツォ」がヒットしていますが。
大物脚本家のドラマなので注目度も高かったと思われる。
初回は7.8%スタートで、2話は7.2%。(2話が自己最低視聴率)
評判が良かったのか翌週3話の放送は視聴率12.8%と急上昇しております。
11、12、15話の18.4%というのが自己最高視聴率。
最終回20話は17.2%となっています。
「サイムダン色の日記」という大注目ドラマが競合ですが、視聴率は圧勝です。
視聴率的には文句なしではありますが、終盤に自己最高視聴率を記録できなかったのは惜しいところです。
終盤に視聴率が伸びなかった理由として、序盤に好評だったコメディが減ったことが示唆されています。
とはいえ視聴率が落ちてはいないですし、実際に評価が下がったわけではありません。
コメディがないから不評というわけではありませんね。
一般的にオフィスドラマといえば、権力争いとか嫌なライバルVS主人公&ロマンスと言った作品になりますが。
キム課長とソ理事はコメディ系にして現実っぽい描写&すっきり展開があるドラマとされますね。
似たドラマに「僕は彼女に絶対服従」という16年JTBCの人気ドラマがあげられます。
また現実的な問題に立ち向かいスッキリ解決していくところは日本のドラマ風だとも。
韓国ドラマにありがちな、とにかく刺激的な描写を、というドラマではないみたいですね。
「キム課長とソ理事」はなんといっても、ナムグン・ミンのコメディ演技が評価の高いドラマですね。
いまでこそスター俳優ですけど、当時のナムグン・ミンは長い助演時代が終わり主人公を演じるようになったぐらいの時期。
それが今作の大ヒットでスターの仲間入り。
終盤に視聴率が伸びなかったと言いましたが、実際には中盤(7話ぐらい)で高止まりしているですよね。
これも同じようにナムグン・ミンのコメディ演技が減ったことが理由とも言われています。
それくらい視聴者は彼のコメディ演技にハマっていたようですね。
ちなみにストーリー的に韓国の社会問題などパロディも多いみたいですけど。
「太陽の末裔」や「トッケビ」のパロディもあるみたいですね。
大物脚本家の作品で、韓国でも評判が良いのでジャンル的に好きなら見てみると良いドラマですね。
日本の口コミではジュノ目当てで見た人が評価を上げていると思いますがw
実際に韓国でも評価が高いドラマなので不当に評価が上がっているわけではないでしょう。