韓国ドラマ「結婚契約」の実質的な主人公である子役のシン・リナちゃんです。
ヒロインのヘス(ユイ)の娘ウンソンを演じたシン・リナちゃん。
比重で言えば当然ヘスやジフン(イ・ソジン)の方が多いわけですが、ストーリーを動かしているのはウンソンと言ってもいいドラマだ。
結婚契約はツンデレキャラが多いドラマになります。
主人公のジフンを筆頭に、ジフンの母と叔父、ヘスの義母、レストランのシェフもツンデレ。
ツンツンしていたジフン、ジフンの母、ヘスの義母をデレデレさせたのはウンソン。
デレデレさせるだけのかわいらしい魅力がウンソンにはありましたが。
そもそもウンソン自身がツンデレキャラなんですよね。
最初はソジンを敵視していたけど、納骨堂に行ったのを転機にソジンへの態度も変わり・・・。
「パパみたいにいなくならないでね」と話すのは名シーンです。
ウンソンがなついてくれて喜ぶジフンも印象的。
母の手術とか関係なく喜んでそうw
作中ではヘスが重たい病気であることを知らずに終わったウンソンです。
しかしウンソンが子供のうちにヘスが亡くなる可能性が高いのは事実。
ヘスがそうだったように、ウンソンも幼いうちに両親を亡くす辛い経験をすることになると思われます。
ウンソンには父となったジフンだけでなく、ジュヨンやおばあちゃんと頼りになる大人がいるわけですが・・・。
そうはいってもジフンがジュヨンやヘスの義母に頼れるかといえば、そういう関係性でもなさそうだもんな。
それにヘスが亡くなったあとも、ウンソンがジフンに対して同じように接するかもわからない。
成長するにつれて、明るいウンソンが消えてしまう可能性もありそうです。
ジュヨンとホジュンが結婚すれば、家族付き合いができて頼りやすくなるんですけどね。
ただジュヨンにしても、いくら親友の娘とはいえ自分のことでいっぱいいっぱいにはなるだろうから・・・。
ジフンとウンソンにとっては辛い未来が待っていそうです。
そもそもドラマ自体がもっと暗く辛い雰囲気になる可能性もあった作品です。
そのような嫌な雰囲気になることにならなかったのは、シン・リナちゃんの影響が大きいと思う。
ウンソンは本当にシン・リナちゃんによく合ったキャラでしたね。
非常に魅力的なキャラクターでした。