19年にKBSで放送された韓国ドラマの「ダーリンは危機一髪」です。
主演にチェ・シウォン、イ・ユヨン、キム・ミンジョン。
前作は最終回で9.3%を記録している「チョ・ドゥルホ2」です。
「ダーリンは危機一髪」は初回7.5%ですから、悪くないスタートですね。
しかし、2話で記録した8.4%が自己最高視聴率となっています。
その後も大きく視聴率を落としたわけではありませんが5~7%台で推移。
最終回は8.0%を記録しています。
チェ・シウォンは飼い犬事件が尾を引いており、まだまだ悪いイメージがあったようです。
それも視聴率に悪い影響があったと思われる。
そうはいっても同枠ドラマでは相対的に悪い視聴率ではありませんね。
視聴率が伸びなかったのは残念ですけど、健闘したと言える数字なのかも。
原題は「国民の皆さん」ということで。
詐欺師が政治家になるというドラマですね。
風刺ドラマの側面がある作品です。
視聴率に関しては伸ばすことができずに、物足りないことになってしまいましたが。
視聴者の評判は悪くないドラマですね。
チェ・シウォンのコメディ演技も好評です。
ただ風刺ドラマとしては軽すぎるという評価もあります。
確かにコメディだけで社会的なメッセージを送るのも伝わりにくいものはある。
一方で真剣な雰囲気で政治ジャンルをやってしまうと、とっつきにいところもあるし、難しいところですね。
もう少し重たい雰囲気はあった方が良いとは言えたのでしょうか。
まあ、邦題は「ダーリンは危機一髪」という残念なものになっていますし、風刺ドラマとして期待する視聴者は少ないと思われる。
コメディドラマとして見れば、現地の評価も悪くはないので面白いドラマでしょう。
チェ・シウォンのファンを筆頭に、ジャンル的に好きなら見てみるのも良さそうですね。