20年にSBSで放送された韓国ドラマの「誰も知らない」です。
主演にキム・ソヒョン、リュ・ドクファンら。
キム・ソヒョンにとっては「SKYキャッスル」の後続作になりますね。
キャリアで初めて主人公を務めたドラマになります。(意外だけどSKYキャッスルでは主演ではなく助演)
前作が最終回で27%を記録した「キムサブ2」なので、その恩恵も期待できたドラマですね。
実際に初回は9.9%という高い視聴率を記録しています。(1話1部の6.6%が自己最低視聴率)
ただその後は視聴率が伸びることなく9%台で固定。
14話で初の二桁となる10.5%、最終回で自己最高視聴率の11.4%を記録しました。
ジャンル的に途中から見ることが難しいドラマなので、視聴率が伸びなかったのは仕方のない面はある。
そうはいっても初回9.9ですぐに二桁に乗らなかったのは残念。
ただ視聴率が下がらなかったのは良い傾向だし、高視聴率に変わりはないドラマですね。
キム・ソヒョンがSKYキャッスルでの強烈な悪役から、情熱的な刑事という真逆のキャラを消化したことは称賛に価するわけですが。
その他主演のリュ・ドクファン、パク・フン、そして子役のアン・ジホも成熟した演技を見せて好評です。
テーマとしては「良い大人とは何か?」ということになる作品です。
単純なミステリードラマではなく、子供と大人の関係性を通じて「社会には良い大人が必要」というメッセージを込めたドラマとされます。
脚本家はミニシリーズ初執筆となる新人作家のようですが、しっかりとした脚本で称賛された作品です。
しいて言うと、展開が遅い、構成が難しいという声はあるドラマですが。
後半に複雑なパズルが組み合わさるタイプのストーリーなので仕方がないのかも。
キャストの演技だけでなく演出や音楽を含めて高評価で、ウェルメイドドラマとも言われる名作です。
ジャンルや雰囲気的に好きな人は見てみると良いドラマですね。
これは僕も見ようと思っているドラマ。
韓国で名作評価のドラマなので、ジャンルやキャスト的に好きなら間違いないですね。