先日、MBCの水木ドラマ「狂わなくては」が最終回を迎えました。
チョン・ジェヨン、ムン・ソリ、イ・サンヨプ、キム・ガウンが主演のドラマですね。
現在、地上波で最も視聴率が出ていないMBCです。
地上波どころか非地上波のドラマにも負ける数字なのですが・・・。
狂わなくてはは初回3.9%でスタート。
3.9というのは21年のMBCミニシリーズドラマで最高の視聴率になります。(それくらい低視聴率の局)
その後も3%台の視聴率をキープ。
賢い医師生活2が競合になる木曜日は少し数字が落ちますが、それでも固定視聴者を獲得したドラマですね。(自己最低は2.7%)
最終回で自己最高視聴率4.3%を記録して有終の美を収めています。
MBCで最終回4%は成功と言える数字ですね・・・。
狂わなくてはのキャッチフレーズに「中年版ミセン」というものがあります。
ミセンと言えば日本でもリメイクされた人気ドラマの1つ。
今作は中年サラリーマンを中心としたオフィスドラマになります。
序盤の評価も悪くなかったドラマですが、最終回を終えても評判が良いですね。
最近は刺激が強いドラマが多いのですが、「狂わなくては」はタイトルの印象と違って刺激のない優しいドラマ。
ロマンスが前面に出てくるタイプのドラマではないのも人気の理由でしょう。
オフィスドラマとしてサラリーマンの苦労をよく表しているとされます。
オフィスドラマで中高年のストーリーって意外とないですからね。
主人公の同世代はテレビのメイン視聴者ですから、感情移入しやすいところもあったでしょう。
マニア層を形成したと言えるドラマです。
MBCは視聴率こそ出ないですけど、評判の良いドラマは制作しています。
良いドラマを作るのに視聴率が出ないのは、MBCが嫌いという人が多いのかな。
ちなみに東京オリンピックの開会式で不適切な中継をした韓国の放送局が日本でも話題になりましたが、あれがMBCですね。
当然あの放送は韓国でも批判されていますが、いろいろ問題がある局なのでしょうか。
なんにしても「狂わなくては」は評判が良いドラマので、これは見ても良さそうなドラマ。
イ・サンヨプ目当てで見る人も多いでしょうけど、これはキャスト関係なく楽しめそうですね。
刺激が少ないというと退屈そうな印象ですが、キャラも魅力的で退屈しないドラマとされます。
オフィスドラマ自体も数が多くないジャンルですから、オフィスドラマファンは必見でしょうね。