14年にtvNで放送された韓国ドラマの「ミセン」です。
主演にイム・シワン、イ・ソンミン、カン・ソラ、カン・ハヌルら。

同名のウェブ漫画が原作のドラマですね。
日本でもリメイクされています。

・ミセンの視聴率は?

前作は最終回で0.68%の「ナイン・ジンクス・ボーイズ」です。
当時の非地上波テレビ局は今ほど視聴率の出ない時代ですが、それにしても不振だった前作。

ミセンも初回は1.6%スタートだから、意外と低いスタートになりますね。
しかし視聴率は右肩上がりで、7話で5%を突破。
最終回で自己最高視聴率8.4%を記録して有終の美を飾りました。




当時のtvNとしては「応答せよ1994」の10.4%に次ぐ、歴代2位のドラマ視聴率になります。
地上波並みの視聴率を記録しているわけですから、良い視聴率になりますね。

→ミセンのキャスト

ミセン~未生~ キャスト&登場人物

→ミセンの相関図

ミセンの相関図

・ミセンの評価は?

高視聴率を記録し、日本でもリメイクされるぐらいですから、評価が高いのは言うまでもありませんが。
会社員を現実的に描いた名作ドラマと評価されていますね。

韓国ドラマにしては珍しく(?)ロマンスを排除したドラマになります。(匂わせ程度)
オフィスドラマといえば主人公が大活躍するドラマが一般的ですが、今作の主人公は新入社員。




普通の社員たちが中心となったドラマであり、そこが共感ポイントではありますが。
終業後にドラマを見ているのに、また出勤した気持ちになるという声も。(誉め言葉)

しかし残念ながら終盤は共感度が落ちた内容とされる。
最終回もファンタジー系になってしまったようです。
リアリティのあるところが良いドラマだっただけに、最終回は賛否分かれる内容ですね。




とはいえ全体的には好評のドラマですから。
そもそも原作のウェブ漫画もシンドロームを巻き起こしたと言われる大ヒット作ですし。
それをうまくドラマ化したわけですね。
ちなみにプロデューサーは後続作も「シグナル」、「私のおじさん」と3連続で大ヒット作を担当しております。

・ミセンのシーズン2は?

ところで、原作はシーズン2もあるのですが・・・。
16年には原作のシーズン2の完結後にドラマもシーズン2制作が決定と発表されました。
でも22年5月現在もシーズン2の連載は続いているんですよね。(約3年も空白期間があった)

ミセンの大ヒットにより若手キャストが出世したことから、同じキャストでのシーズン2の可能性はなくなった。
いずれにしても、これだけ空白期間があれば同じキャストのシーズン2はなかったでしょう。
それに完結してもシーズン2が制作されるのかも怪しいところ・・・。




ミセンはジャンル的にも大衆受けすると思うし、鉄板韓国ドラマの1つです。
日本でもリメイクされ日本に縁のある作品でもあるので、見てみると良さそうなドラマですね。