先日SBSの金土ドラマ「One the Woman」が最終回を迎えました。
主演にイ・ハニ、イ・サンユン、チン・ソヨン、イ・ウォングン。
女性ダークヒーロー系のコメディドラマですね。
One the Womanは21年下半期最大の話題作とも言われたMBCの「黒い太陽」が競合。
さらに終盤には大物脚本家キム・ウニ&レジェンド女優チョン・ジヒョンによる「智異山」も競合に。
競合運がかなり悪いドラマだったのですが・・・。
初回8.2%、2話7.1%とまずまずのスタート。(2話が自己最低視聴率)
3話で12%台に乗せると、その後は視聴率を落とすことなく上昇気流に乗りました。
そして最終回で自己最高視聴率17.8%を記録して有終の美を収めています。
全話平均視聴率も13.54%という素晴らしい数字を残しています。
同枠ドラマの全話平均は「ペントハウス2」の22.2%は別格にしても、「模範タクシー(12.6%)」、「ストーブリーグ(12.5%)」超え。
ペントハウスを除けば、イ・ハニの前作「熱血司祭(16.1%)」に次ぐ高視聴率ですね!
やや好き嫌いが分かれるかと思われたOne the Womanですが。
残酷なシーンが多い黒い太陽に比べて明るく気楽に見られる点が好評。
智異山もCGとストーリーが酷評されてしまい、強いライバルにはなりませんでしたね。(それでもtvNとしては高視聴率ドラマだけど)
ワンザウーマンは「熱血司祭」系統のコメディダークヒーロー劇ですね。
近年、熱血司祭とエクストリーム・ジョブ(映画)でコメディ系の役を演じてきたイ・ハニがそのイメージをよく活かしたとされます。
とはいえ不満なポイントも指摘されており、それがイ・ハニの1人2役です。
せっかく1人2役を演じたのに、もう1人のキャラは前半に登場したきり、終盤まで登場せず。
1人2役の設定を活かし切れていないとの声があります。
また1人2役ということは当然同じルックスなわけですが、その点も特に言及されず。
視聴者は2人の関係性を推測して見ていただけに、物足りなさを感じさせたようですな。
まあ、そうはいっても面白いと評判だったドラマですからね。
最終回も竜頭蛇尾評価になることなく、楽しく終わってくれたようです。
ちなみにイ・ハニにとっては初のワントップ主人公だったわけですが、アクションも含め演技面は好評。
ペントハウスのキム・ソヨンを抑えて、SBS演技大賞の大賞候補と予想する声も。
実際ワンザウーマンはそれだけの大ヒットドラマになりましたから。
コメディ系なので好き嫌いはあると思うけど、ジャンル的に好きなら見てみると良いドラマですね。