野球選手が主人公の韓国ドラマ「刑務所のルールブック」です。
主人公のキム・ジェヒョクは韓国野球界のレジェンド投手ですね。
そして、そのライバル的な存在として言及された「ヤン選手」なる人物がいます。
ヤン選手が言及されたシーンとして初回のバスの中がありますね。
ポプチャが「キム・ジェヒョクよりもヤン選手のファン」だと言ったこと。
あとはジェヒョクが引退を撤回して野球復帰を決めたとき、ジュノとの会話でもヤン選手が出てきました。
ヤン選手というのは字幕では「ヤン選手」となっていますが・・・。
実際にはヤン・ヒョンジョンと言っているんですよね。
そのヤン・ヒョンジョンというのは実在の投手で、韓国野球界を代表する左腕になります。
ドラマが放送されたのは17年11月ですが、直前の17年シーズンにヤン・ヒョンジョンは20勝をあげて最多勝に輝いていますね。
ちなみに野球ドラマ「ストーブリーグ」の登場人物カン・トゥギのモデルの1人でもある。
となると気になるのは、キム・ジェヒョクにモデルがいるのかということですが・・・。
あくまでも僕の予想ですが、おそらくキム・グァンヒョンだと思われます。
20年からメジャーリーグで活躍している、こちらも韓国を代表する左腕です。
キム・グァンヒョンはヤン・ヒョンジョンと同い年で、おそらくライバル的な存在になります。
もう1人、メジャーリーグで活躍しているアジアNO.1左腕リュ・ヒョンジンと3人で「左腕トロイカ」として韓国では並び評される存在ですね。
(キム・グァンヒョンは「ストーブリーグ」のロバート・キルの成績モデルになった投手)
ドラマが放送された17年に大活躍したヤン・ヒョンジョンですが、一方のキム・グァンヒョンはというと・・・。
肘の手術によりシーズン全休しています。
こんなところも、ジェヒョクのモデルではないかと思う理由。
ところで、脚本家の後続作に「ラケット少年団」がありますが。
ヤン・ヒョンジョンはラケット少年団でも言及されるシーンがあるようですね。
脚本家やプロデューサーが野球ファンなのでしょう。