先日、KBSの水木ドラマ「学校2021」の放送がスタートしました。
シリーズ8番目の作品で、17年以来4年ぶりの新シリーズになります。
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— Kstyle (@Kstyle_news) October 28, 2021
・学校2021の1話2話視聴率は?
前作「ダリとカムジャタン」は最終回5.7%を記録するなど、悪くない数字を残しています。
一方の「学校2021」は初回2.8%というスタートになっていますね。
高くはないけど青春ドラマは視聴者層も限られるので、仕方のないところはある。
問題なのは2話で1.6%と1%以上落ちたことです。
これに関しては木曜日に人気のトロット番組が競合になるので、その影響かもしれません。
競合番組の関係なら仕方がないですけど、1話を見て視聴者が離れたのであれば問題・・・。
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・学校2021は過去シリーズとは違う
ところで、シリーズ8作目の「学校2021」と聞いても過去作がピンとこないかもしれませんね。
学校2017は「恋するレモネード」、学校2015は「恋するジェネレーション」という感じで、変なタイトルになっているから仕方がないです。
今作も日本では恋愛推しのタイトルになるのでしょう。
そんな学校2021は過去シリーズとは違う設定があります。
それは「特性化高等学校」が舞台になっていることです。
特性化高等学校というのは日本では馴染がないですが、専門職業課程教育を実施するところだそうです。
日本でいう専門学校ってところですかね。
ですから、普通の学校を舞台にした一般的な青春ドラマでは見られない光景もあるわけです。
学校が舞台の青春ドラマは差別化が難しそうだから、その点はクリアということで好材料。
それに近年は学園ロマンスドラマが極端に減っています。(あってもウェブ漫画原作が多い印象)
同ジャンルが好きな人にとっては、楽しみな作品になるんじゃないかな。
もっとも、学校シリーズは2015でロマンス色が強くなり批判されました。
安易にロマンスに流れると、大衆性はあっても作品性は評価が下がる可能性があるから難しいところ。
2017は過去シリーズと同様に社会問題や学生の悩みにもしっかり盛り込んで再評価された。
今作も特性化高等学校ならではの悩みを取り入れている点は評価されていますね。
とはいえ作品の評価はまだまだこれからです。
ちなみに脚本家は映画「怪しい彼女」を共同執筆した作家と、19年の単発ドラマ「バイバイ、半地下の私」の作家になります。
いずれもミニシリーズでの実績がある人ではないので、その点は不安要素になるのかもしれませんね。
時代の流れもあるので、視聴率で言えばシリーズ歴代ワーストになると思う。
低視聴率でも話題性があって、作品性も高くなれば成功かな。
海外興行は期待できると思うので、まずは現地でどういう評価になっていくか楽しみです。