19年にtvNで放送された韓国ドラマの「恋愛ワードを入力してください」です。
主演にイム・スジョン、イ・ダヒ、チョン・ヘジン、チャン・ギヨンら。
21年9月1日からBSフジで放送がスタートしますね。




原題は「検索ワードを入力してください:WWW」でビジュアルもスタイリッシュなんですけど。
邦題は「恋愛ワードを入力してください ~Search WWW~」でビジュアルもダサダサに・・・。
変なタイトルにするのはまだしも、ビジュアルをダサくする意味がわからない。

・恋愛ワードを入力してくださいの視聴率は?

恋愛ワードを入力してくださいは初回2.4%でスタート。
ジャンルやキャストを考えても低いスタートになっていますね。
ただこれが自己最低視聴率でもあります。(唯一の2%台でもある)




その後は3%台をキープして11話で初の4%台に。
最終回で自己最高視聴率4.2%を記録しています。
ケーブルテレビのtvNなので悪い数字ではないのですが、tvN水木ドラマ枠は18年が黄金期でしたから。(「賢い監房生活」「マザー」「私のおじさん」「キム秘書」「知ってるワイフ」)

19年に入って勢いが弱くなってしまった感はぬぐえない。
まあ、本当の暗黒時代はこれからで「恋愛ワードを入力してください」は話題作なのでOKです。

→恋愛ワードを入力してくださいのキャスト

恋愛ワードを入力してください キャスト&登場人物

→恋愛ワードを入力してくださいの相関図

恋愛ワードを入力してくださいの相関図

・恋愛ワードを入力してくださいの評価は?

視聴率的には高くなかったのですが、それは若い女性を中心に盛り上がったからです。
視聴者層が若い女性だと、どうしてもリアルタイムでテレビを見る人は少ないですからね。

ポイントとしては主人公である3人の女性陣がプロフェッショナルな存在として描かれていること。
この手のドラマだと、どうしても女性は彼女とか母親とか、そういう側面が強く出るわけですが。
今作は女性陣が違った魅力を発揮しているキャラになります。




見方を変えると(?)脚本家のフェミニズム性向が見て取れる作品でもあります。
同じ性向の人たちからは特に人気のドラマになっているようですね。
理由はなんであれ、若い女性を熱狂させたドラマではある。

ただ女性陣の活躍の裏で、男主人公のチャン・ギヨンが相対的に実力不足との声もあります。
ヒロイン3人衆はキャリアもずっと長いですし、年齢差もあるから貫禄負けするところはあるのかもな。
彼が批判されているわけではなくて、一部の声ではありますけど。
とはいえ、チャン・ギヨンは後続作でも演技面の議論が続いているので心配にはなるぞ。(難しい役だからこその議論だけど)




このドラマは全体的に男性陣の扱いが良くないとの声もあります。
能力のあるキャラは基本的に女性です。
そこらへんは好き嫌いがわかれるかもしれないけど、日本の口コミだとチャン・ギヨンを含めて好評なので問題なさそうですね。

・恋愛ワードを入力してくださいの脚本家

恋愛ワードを入力してくださいの脚本家はクォン・ドウンという新人作家ですが。
今作がデビュー作になりますけど、キム・ウンスクの補助作家をしていた人になるようです。
作中に「トッケビ」のオマージュがあるらしい。(イ・ドンウクも特別出演している)




問題なのは盗作疑惑があることですね。
「女神の見えざる手」という映画の盗作疑惑が付きまとった作品になります。
割とコピペレベルで似ているシーンが多いらしいですからねw

法的に問題になったわけではないですけど、作品性としてはマイナス要素にはなる。
まあ、視聴者として見るぶんには面白ければ関係ないところではあると思う。

「恋愛ワードを入力してください」というタイトルが安っぽいロマンスものみたいだけど、実際にはそうではありません。
良くも悪くも女性が活躍するドラマなので、ほかのドラマとは違った魅力があるでしょう。


マニア層を形成した人気ドラマなので、気になるなら見てみるとよさそうなドラマですね。
若い女性を中心に盛り上がった人気ドラマです。