元ガールズグループのI.O.I出身で現在はソロ歌手として活動しているチョンハ。
現在は韓国を代表する女性ソロ歌手の1人ですね。
・韓国で人気の女性ソロダンス歌手は?
21年1月19日に新曲を配信したチョンハです。
チョンハは「ホテルデルーナ」や「青春の記録」と言った人気ドラマのOSTも担当している人気歌手ですね。
女性ソロダンス歌手として現在の韓国を代表する人物でもあります。
日本で女性ソロダンス歌手といえば、なんと言っても安室奈美恵さんです。
でもほかにパッと思い浮かばないじゃないですか?
たぶん倖田來未さんもそのラインで、安室奈美恵と倖田來未の間に、それこそ韓国のBoAがいて。
では、いま人気の女性ソロダンス歌手がいるのかと言ったら、いない気がするんですよね。
少なくとも一般知名度が高い歌手はいないはず。
現在の韓国ではチョンハがそういう地位にいるのですが、この人気女性ソロダンス歌手を振り返ってみたいと思います。
・キム・ワンソン
人気女性ソロダンス歌手の元祖と言えるのが86年デビューのキム・ワンソンです。
時代が違うので一概には比較できませんが、女性ソロダンス歌手では最も人気があったとされるレジェンドですね。
ジャンルは違うけど日本で言う松田聖子みたいなものでしょう。
全盛期は90年代前半で、この曲が代表曲の1つです。
ただ上のMVは現代版で、過去の映像というわけではないみたいですね。
自身のYOUTUBEチャンネルで過去の動画がありました。
・オム・ジョンファ
次の世代はオム・ジョンファですね。
オム・ジョンファについては過去に書いたことがあったな。
「韓国のマドンナ」と言われ、セクシー系ダンス歌手としてキム・ワンソンのラインを継ぎました。
全盛期は90年代後半。
今回名前を出すアーティストの中では、唯一女優としても大成した人物です。
・イ・ヒョリ
00年代を代表する女性ソロダンス歌手であるのがイ・ヒョリ。
キム・ワンソン→オム・ジョンファ→イ・ヒョリと続くラインですが、イ・ヒョリは「ピンクル」というアイドルグループ出身なのが先輩2人とは違うところ。
イ・ヒョリ以降この3人に並ぶ存在はいないとされますが、ソロ歌手よりもグループの方が人気になっている影響ですかね。
日本でも同じ現象が起きていますな。
こちらの「10 Minutes」という曲が、実質的なソロデビュー曲。
当時は「イ・ヒョリ シンドローム」という言葉があったほど、絶大な支持を受けた存在。
(現役バリバリで活動しているのに、意外にもインスタをやっていない)
イ・ヒョリ、健康美あふれるメイクアップグラビアを公開…自然で洗練された魅力をアピールhttps://t.co/kiqHI2aLAk
— Kstyle (@Kstyle_news) December 30, 2020
・キム・ヒョナ
イ・ヒョリに続くのが元Wonder Girlsのヒョナ。
といっても、Wonder Girlsが全盛期を迎える前のかなり早い時期に脱退しておりますが。
ヒョナで有名なのは、なんといっても「江南スタイル」です。
江南スタイルの影響で世界的に注目を集めているヒョナですが。
キム・ワンソン→オム・ジョンファ→イ・ヒョリ→ヒョナというには、前の3人ほどのスターというわけではありませんね。
ソロ曲ではないとはいえ、江南スタイルという大ヒット作があるので知名度は高い。
・ソンミ
同じくWonder Girls出身のソンミ。
ソロデビューは13年ですね。
イ・ヒョリ以降、人気女性ソロダンス歌手がいなかったという韓国音楽界ですが。
久しぶりにカムバックしたイ・ヒョリに加え、ヒョナらとともに盛り上げたアーティストです。
・その他の人気ソロ歌手
キム・ワンソン→オム・ジョンファ→イ・ヒョリ→ヒョナ→ソンミやチョンハと続くラインですが。
このラインでは語られないものの、人気の女性ソロ歌手はたくさんいますね。
・BoA&チャン・ナラ
イ・ヒョリと同時期には日本でも活躍したBoAがいます。
BoAは母国である韓国でも人気です。
おそらくBoAはセクシー系ではないので、同じラインでは語られないのでしょう。
同じくチャン・ナラも。
女優のイメージが強いチャン・ナラですが、ソロ歌手としても大きな成功を収めてます。
歌手としてBoAと同時期に活躍していますね。
こちらは代表曲の1つ「Sweet Dream」。
ですが、そもそもチャン・ナラはダンス系の歌手というわけではないですね。
・IU
現在の女性ソロ歌手で最も人気があるとされるIUです。
オム・ジョンファ、チャン・ナラと同じく女優としても大成しています。
ですが、IUもダンス系ではない。
・テヨン
最後に少女時代のテヨン。
アイドルグループ出身ソロ歌手としてイ・ヒョリに匹敵する成功を収めているソロ歌手です。
ダンスの方も優れた実力がありますがソロ活動ではダンス系ではないですね。
韓国で人気女性ソロダンス歌手は「キム・ワンソン→オム・ジョンファ→イ・ヒョリ→ヒョナ→ソンミやチョンハ」というラインで語られるのが一般的のようです。
ダンス歌手でもアメリカのディーバ的なセクシー系歌手の系列ですね。
21年で25歳と若いチョンハが、これから全盛期を迎えてNO.1ダンス歌手の地位を確立するかもしれません。
あるいは人気アイドルグループからソロ活動をするアーティストがその地位に座るかも。
例えばソロデビューが発表されているBLACKPINKのリサ&ロゼ、そしてすでにソロデビューしているジェニー。
彼女たちがグループ活動よりソロ活動メインになったら、同じラインで語られるかもしれませんね。
まあ、リサとロゼは外国人なのでジェニーが1番近い位置にいるのかな。
ジェニーがソロ活動を活発にすれば、グループ出身としてイ・ヒョリやテヨンを超えるレジェンドになるかもな。
ただそのためにはYGを去る必要が・・・。(YGは空白期間が長いので)
K-POP界には他にも人材がいっぱいいますからね。
人材が多すぎて絶対的な存在は出てこないのかもしれませんが。
キム・ワンソン、オム・ジョンファ、イ・ヒョリの3人は長期にわたって活躍しているのも凄いところ。
現在のIUやテヨンも長期間活躍している。
近年の日本ではダンスの枠を取っ払っても10年ぐらい第一線で活躍しているアイドル系女性ソロ歌手っていないでしょうからね。
長く活躍していることがなによりも凄いことだな。