韓国ドラマ「ストーブリーグ」に登場した強打者のイム・ドンギュです。
以前、彼に関する詐欺トレード疑惑について書いてみましたが。
まだまだ詐欺疑惑はある・・・。
バイキングスがイム・ドンギュを獲得するメリットの1つに「秋に強い」というものがあげられていました。
秋は優勝を争ったり、ポストシーズンがあったりで、大切な時期になります。
だからイム・ドンギュが秋に強いならバイキングスが獲得するメリットはあるわけですが、秋に強い根拠は不足しております。
ドリームズは4年連続最下位になるなど長期低迷している球団です。
つまり秋はノープレッシャーの状態なので、優勝を争いの緊張感の中で打てるのかは疑問が残ります。
逆にペク・スンスはイム・ドンギュを放出する理由として「勝敗を決める重要な場面で打っていない」というようなことを話していましたからねw
これは詐欺トレード疑惑だ。
しかしイム・ドンギュはドリームズ復帰後の出場停止処分あけに
打率.354 17本塁打 60打点 出塁率.438 長打率.574
という、素晴らしい数字を残しています。
しかも韓国シリーズ初戦でも先制ホームランを打った様子ですからね。
優勝を争う秋にも強かったと言えるかもしれません。
ちなみにヤクルトで活躍した古田敦也さんの言葉ですが、最下位チームで優れた打撃成績を残すことは難しいようです。
多くの試合が負け試合なので、相手は勝ち試合で投げる優秀なリリーフ投手との対戦が多いというのが理由です。
逆に優勝するときというのは相手が負け試合に投げる、力の落ちるリリーフ投手との対戦が多いから良い打撃成績を残しやすいらしい。
実際に古田さん自身、優勝しているときは例年以上に素晴らしい成績を残しています。
この理論が韓国野球界でも当てはまるなら、最下位球団で毎年優秀な成績を残していたイム・ドンギュは凄い打者ですね。
20年に素晴らしい成績を残したのは、ドリームズが強くなったので力の落ちるリリーフ投手との対戦が多くなったからなのかもしれません。
ちなみにイム・ドンギュ役のチョ・ハンソンは、カン・トゥギ役のハ・ドグォンと一緒に実際の韓国シリーズで始球式(始打式)を務めています。
ストーブリーグのイム・ドンギュはチョ・ハンソンの代表作になりますね。