韓国ドラマ「ストーブリーグ」で登場したバイキングスのキムGMです。
選手を見る目に長けているのでしょうが、投手王国を築きバイキングスを強豪球団にした名GMです。
一部ではペク・スンスより人気キャラとされますね。(少なくとも嫌われる要素がないので)
以前、イム・ドンギュとカン・トゥギを中心としたトレードは、詐欺トレード疑惑があるという話をしました。
トレードの価値が下がるからとイム・ドンギュの素行不良を隠し、結果的にイム・ドンギュは違法賭博で処分を受けることに。
(ペク・スンスは違法賭博のことも知っていた)
結果的にイム・ドンギュはドリームズに再トレード。
もちろんカン・トゥギが帰ってくるわけでもないですし。
バイキングスは薬物違反者も続出したことから、キムGMは踏んだり蹴ったりです・・・。
一連のトレードでバイキングスが獲得することになった選手は、
最初のイム・ドンギュとのトレードで獲得した高卒ルーキー野手。(キムGM登場時に目をつけていた選手)
2度目のトレードで獲得した「リトル・イム・ドンギュ」と言われる若手有望株の強打者。
という、野手2人なります。(あとは最初のトレードで出したキム・グァンシク投手が2度目のトレードで復帰した)
実質カン・トゥギの放出で、2人の若手有望株を獲得したことになります。
球界最高投手の交換相手としては、釣り合わない印象ではある。
なんなら「2度目のトレードでカン・トゥギを返すべきでは?」という声もあるわけです。
実際にイム・ドンギュの件は、ペク・スンスも責任を感じていたわけですからね。
しかし、バイキングスは薬物問題で15勝投手、10勝投手、リリーフエースなどが抜けてしまいました。
仮にカン・トゥギが復帰したところで優勝はできないでしょう。
かといって、出場停止処分明けの来年以降に優勝が狙えるかといえば、それも怪しい。
カン・トゥギは30代半ばなので衰えの心配もある年齢ですし、復帰した選手が活躍できるかも疑問。
それならば若手有望株を獲得するのも悪いトレードではないのかもしれません。
優勝を諦めて来シーズン以降を見据えるというのは、日本の感覚だと受け入れにくいところかもしれません。
韓国だって日本同様に半数の球団がポストシーズンに進めるので、優勝はともかくポストシーズンを狙うぐらいはしているんじゃないかな?
ポストシーズンを狙うのであればカン・トゥギ復帰は無理にしても、ペリカンズのGMが提案した即戦力選手の獲得が良かったのかもしれませんね。
それでも数年後に優勝を狙うチームを作るべく、キムGMは若手野手2人を獲得した。
キムGMは投手王国を作った実績があるので、投手の育成には自信があるのかも。
ですから、カン・トゥギ放出で獲得した2人の野手が主力に成長すれば・・・。
数年後には優勝を狙えるチームになっているかも。
(ちなみに投手王国を作った際には野手を放出して有望投手を獲得していた)
キムGMはカン・トゥギに並ぶ人気キャラとされるので、シーズン2でキムGMを主人公に、バイキングスを立て直すストーリーを見たいという声もあります。
その頃にはドリームズのGMがイ・セヨン(パク・ウンビン)になっているかもしれません。
短気なイ・セヨンを相手に老獪なキムGMが詐欺トレードを仕掛けるのも面白そうw
もっともキムGMは契約最終年なので、薬物問題の責任も追及され契約延長はないのかも。
だったらドリームズのGMでシーズン2でもいいですね。