18年にtvNで放送された韓国ドラマ「ケリョン仙女伝」です。
主演にムン・チェウォン、ユン・ヒョンミン、ソ・ジフン。
21年4月22日からBSフジで放送がスタートするようですね。
前作が大ヒットドラマ「100日の郎君様」ということで、その恩恵もあったと思われるケリョン仙女伝です。
実際に初回の視聴率は5.6%というtvNでは高視聴率と言える数字です。
初回5.6というのは100日の郎君様の初回(5.0)を上回る数字ですからね。
2話も5.0%という高視聴率を記録したケリョン仙女伝ですが・・・。
しかし、初回が自己最高視聴率で、3話で3%台に落ちるとその後も視聴率が回復することはありませんでした。
11話で自己最低視聴率の3.0%。
最終回も3.78%となっています。
もっとも、3%というのも悪い数字ではないんですけどね。
及第点と言える数字です。
最低でも3%とまずまずの視聴率を記録したドラマなので、固定視聴者は獲得したわけです。
だから悪いドラマではないのでしょうけど、明らかに視聴率が落ちたことからもわかるように評価は高くないドラマですよね。
ケリョン仙女伝を語るうえで外せないのが、CGのひどさですw
これはもう、最初から最後まで指摘されたマイナス部分になりますね。
視聴率が下がった最大の原因とされる。
脚本や演出に関してですが、そもそもケリョン仙女伝はウェブ漫画原作のドラマになります。
そして原作以上にコミカルな面を強調したので原作ファンの間でも好き嫌いは分かれているようですね。
また全16話の実写ドラマ化をするにあたり、原作にはないくだりも増やす必要に迫られました。
そのドラマオリジナルの構成もイマイチとされ、無駄なストーリーも多いと評価されていますね。
つまりが脚本の評価も低いドラマです。
一方で三角関係にして刺激的な展開もなく暖かいストーリーだった点は好意的な目もあります。
前作「100日の郎君様」に次ぐロマンス史劇ということで期待も高かったドラマで、その期待には及ばなかった作品です。
ですが視聴率3%をキープしたんだから、マニア層はいたと言えるんじゃないかな。
まあ、役者目当て以外ではおすすめしないドラマではありますけど・・・。
ジャンル的に好きなら見てみるのも良いのかもしれませんが、韓国での評価はあまり高くないドラマです。
韓国での評価はイマイチでも我々が見ると十分に楽しめる作品は多いけど、高い期待を抱いて見るドラマではないでしょうね。