キミに猛ダッシュ

17年にKBSで放送された韓国ドラマの「キミに猛ダッシュ」です。
主演にボナ、チェ・ソジン、ソ・ヨンジュ、イ・ジョンヒョンら。

長編小説が原作になりますが、8部作なので短いドラマですね。

・キミに猛ダッシュの視聴率は?

前作は最終回で4.5%を記録している「恋するレモネード(学校2017)」です。
視聴者層がかぶる印象ですが、「キミに猛ダッシュ」は4.3%でスタート。

2話で自己最高視聴率4.8%。
最終回で自己最低視聴率3.7%となっています。




若手が中心のドラマなので、地上波といえど視聴率は低めです。
全8話と短いドラマなのも視聴者が限られ、視聴率には不利な面はあるかも。
とはいえ最終回以外は4%台ですし、学校シリーズとほとんど変わらない視聴率と言えば悪くはない数字なのかも。

・キミに猛ダッシュの評価は?

原題は「ランジェリー少女時代」になりますが、英語タイトルは「Girls’ Generation 1979」。
英語タイトルから予想できるように、1979年が舞台のドラマになりますね。
レトロな雰囲気で「応答せよシリーズ」とも比較されたドラマです。

原作の小説だと性暴行などの描写もあるようですが、ドラマは明るさを失わなかったようですね。
若手のドラマ、しかもアイドルが多いので演技面も懸念されたようですが、大きなノイズにはなってなさそう。
マニア層を形成した人気ドラマになっていますね。




当時のヒット曲なんかも挿入歌として出てきたみたい。
日本人が聞いても感慨深いものはないでしょうけど、現地の人が聞いたら心に響くものはあったでしょうね。
全8話とあって、ストーリー展開が速いのも良い要素です。

短めのドラマですし、マニア層を形成したドラマなので、興味があるなら見てみると良さそうですね。
主演の1人であるイ・ジョンヒョンが実質的に芸能界追放状態なので、貴重な作品でもある。

ちなみにイ・ジョンヒョンが演じるキャラは、原作だと拉致監禁に性暴行をするようですが・・・。
後に似たような事件に関わってしまい、ある意味では原作通りになるという皮肉。