グッドパートナーの感想|チャン・ナラ&ナム・ジヒョンのケミは良いけど脚本が物足りない?
概要

24年の韓国ドラマ「グッドパートナー」を見ました。
主演にチャン・ナラ、ナム・ジヒョン、キム・ジュンハン、ピョ・ジフンら。

個人的には物足りなさの残るドラマとなりました。

グッドパートナーのMVP

物足りない理由としてはMVP不在と言える脚本があります。
MVPは主人公の娘ジェヒを演じたユナにあげたいところなのですが・・・。
中盤以降は空気になってしまい残念。




ストーリーは主人公の離婚問題が思いのほか、早く終わってしまい尻すぼみの印象です。
不倫女を演じたハン・ジェイも最初の方は良かったのに、だんだんと自滅していくし。
1番の悪者であるはずの不倫男を演じたチ・スンヒョンも罰を受けることなく終わりましたからね。

グッドパートナーのラブライン

また、韓国ドラマの悪いところである、ラブラインも余計に感じました。
ナム・ジヒョンとピョ・ジフンね。
ピョ・ジフンもなんだかんだキャラは良かったと思うけど、典型的なラブラインは蛇足な印象も。




キム・ジュンハンも素敵なキャラクターだったのに前半は影が薄く、本当にただの良い人で終わってしまった印象です。
チャン・ナラとのラブラインを入れなかったのは良いと思うけど、なんだか中途半端なサブストーリーで終わった気がする。
(チャン・ナラのラブラインがなかったから、ナム・ジヒョンのラブラインが余計蛇足に)




それぞれキャラクターは良かったと思うけど、ストーリーが弱い印象でした。
悪役であるチ・スンヒョンが罰を受けなかった点も脚本のマイナス要素。
ハン・ジェイは悪役としての魅力に欠けた印象です。(最初の方は良かったんですけどね)

グッドパートナーの良いところ

グッドパートナーの良いところは、大衆性があるところですね。
法廷ジャンルで、それも離婚専門というのも引きがあるところだと思います。


裁判のそれぞれ夫婦のエピソードは良かったと感じました。
チャン・ナラとナム・ジヒョンのケミも良かったですしね。

ちなみに脚本家は本物の離婚弁護士で、裁判は実際のエピソードを脚色した内容になっているようですね。
裁判以外のエピソードもしっかりとしていれば、作品性も評価されたでしょうに。
総合的にはインパクトの弱いドラマだと感じてしまいました。