22年の韓国ドラマ「グリーンマザーズクラブ」を見ました。
主演にイ・ヨウォン、チュ・ジャヒョン、キム・ギュリ、チャン・ヘジンら。

タイトルからわかるように、母親が中心のドラマになります。

・グリーンマザーズクラブは面白いけど

ミステリー、スリラー、ウーマンスなどジャンル的に好きだし、キャストも好き。
けっこう楽しく見ることができたドラマではあるのですが、没入度に欠けた印象もあるドラマです。
理由としてあげられるのが、母親のストーリーというのが僕には共感しにくいものだったということ。




母親個人のエピソードだけでなく、子供に関する悩みも出てくるわけですが。
子供の悩み、母親の責任感というところは、僕には本当の意味では共感できないところだった。
結末に関してはドンソクの疾患が治るシーンを詳細に描写してほしかったと感じました。

また、ウーマンスは良いのですが、途中の対立が強すぎたので・・・。
あそこまでバチバチになると、その後の関係修復というのは現実味がなかったと思う。

・グリーンマザーズクラブの男性キャラに不満

この手のドラマとして仕方がないのですが、夫キャラの魅力が薄い点が残念でした。
唯一まともな夫を演じたチェ・ジェリムにMVPを与えたいところなのですが、比重が少なかったのが残念。
(途中で「庭のある家」のDV男役と知ってびっくりした)




マンス役はもっとかっこいい俳優さんの方が良い気がした。
悪い男だったチュニの夫は最終回できちんと罰を与えるべきだったと思います。
何もないまま終わったのはスッキリしない。

そして問題なのがルイ役のロイ・・・。
ロイは今作がドラマデビュー作ということで、謎のイケメンキャラにピッタリ。
期待値が高かっただけに、彼にはがっかりしてしまうところも。
フランス語をしゃべるのも、だんだんとギャグキャラに見えてきた。




キャラクターはまだしも、彼のストーリーが残念なものだったので・・・。
キム・ギュリの再登場の仕方を含めて残念だったかな。
過去に何があったのか気になった三角関係も、納得がいかないというか、拍子抜けたというか・・・。

ジャンルとキャストが好きだから、それなりに面白く見ることができたドラマといったところです。
いろいろと不満は残るところはありましたね。

ただ、メインのターゲットとなる視聴者層が主婦の方だと思うので、主婦の方が見ると感じ方は違うんじゃないかと思います。
個人的には物足りなさが残ったドラマでしたね。