SBSの月火ドラマ「朝鮮駆魔師」の放送がスタートしました。
ペントハウスの放送終了から約2か月の空白期間がありましたが、満を持してのスタートです。

脚本は「ドクタープリズナー」や21年の大ヒットドラマ「哲仁王后」と同じ人になります。
時代劇といってもクリーチャー系のジャンルという、珍しい時代劇ドラマになりますね。

・朝鮮駆魔師の歴史歪曲議論

朝鮮駆魔師は初回視聴率8.9%と、なかなかの好スタートを切っています。(ペントハウスでも初回9.1%)
しかし放送終了後から歴史歪曲議論が活発にされていました。

まあ、歴史歪曲で評価が下がる時代劇ドラマは珍しくないので、特に気にしていなかったのですが・・・。
どうも今回の歴史歪曲は反感がかなり強くて、ドラマ制作に大きな影響が出たようですね。

というのも最近目立っている中国資本による歴史歪曲が酷いということで。
女神降臨」や「ヴィンチェンツォ」でも中国PPLが批判されました。

それらは現代劇なのでまだしも、朝鮮駆魔師は時代劇ですからね・・・。
いくらフィクションとはいえ、その時代に中国色はありえないわけです。
(OSTも中国の伝統楽器で演奏という徹底ぶりw)




最近の中国PPLもあり反中感情も強まっているようで、批判も大きなものになっていますね。
「100%韓国資本で制作」という主張もされましたが、「中国資本じゃないのにあんな放送をしたのか」とますます批判が強まった。
脚本家も元々親中疑惑のある人のようで、そちらもますます批判が強くなっている。

・朝鮮駆魔師は視聴率も下がった

朝鮮駆魔師の2話は視聴率6.9%と1話から2%も下がってしまいました。
月火ドラマの場合、一般的に視聴率は月曜日よりも火曜日の方が高いケースが多いです。
それでも火曜日の方が大きく落ちたということは、実際の影響は2%以上でしょう。




今回の件でスポンサーも次々と降りたようですね。
そして1話、2話の再放送は編集して問題の中国部分を編集。
次週の放送は休止して、ドラマの再編集することも決まりました。

撮影現場まで使用禁止となったというから、大きな問題になっていますね。
放送開始後に撮影現場の使用許可取り下げなんて前代未聞の出来事でしょう・・・。

この様子だと興行回復も厳しそうですね。
ただ脚本家の前作「哲仁王后」は原作が中国ドラマで原作者の嫌韓疑惑や歴史歪曲議論がありましたが、興行的には問題はなく大ヒットドラマになりました。
朝鮮駆魔師も同じような流れになる可能性はあるけど、どうも同じようにはなりそうにないな。




女神降臨みたいな若者向けドラマであれば視聴者層の反中感情も特に強くないかもしれないけど。
朝鮮駆魔師はここから挽回するのが難しそう。
せめて内容だけでも評価されるドラマになればいいのですが・・・。