ドラマ「赤い月青い太陽」で主演のカン刑事を演じたイ・イギョン。
同じMBCの「検法男女」の次の出演作になりますが、赤い月青い太陽が地上波初主演ドラマになるようですね。
トップクラスの女優であるキム・ソナに引けを取らない良い演技を見せてくれました。
・カン刑事役はイ・イギョンには若い?
赤い月青い太陽の話になると毎度のように言いますが、イ・イギョンはカン刑事をやるには少し若い感じがするんですよね。
彼自身は文句なしの演技を見せているだけに大きな不満になるわけではないけど、気になるところではある。
キム・ソナと同世代か、せめてナム・ギュリと同世代の俳優さんが良かったとは思う。
ナム・ギュリ演じるチョン刑事は、相棒というよりは後輩刑事って感じだったからな。
実際に年下設定だと思うけど、いくらナム・ギュリの美貌でも年下に見えるかというと・・・。
イ・イギョンの貫禄負けのところはあるわな。
・カン刑事の失恋設定はいるのか?
それともう1つ気になったのが、序盤のカン刑事の失恋です。
あの色恋沙汰は必要なのかな?と。
しかも相手がキム・ソナの旦那の愛人という・・・。
そこで2人を関連付ける意味があったのかなとは思う。
失恋に関してはカン刑事の情緒不安定なところを演出する出来事だったと思うのですが。
そこもなんだか若さでかき消されている気がしちゃうんですよね。
単に若さゆえの情緒不安定さに見えてしまう。
失恋による哀愁みたいなものは漂ってこないですよね。
まあ、イ・イギョン自身は文句なしなだけに、気にしなければ問題はないと思うけど。
一部、現地で言われているような没入度を下げるとまでは思わなかったな。
もう少し年齢が上の俳優の方が違和感はなかったであろうなと思う反面、イ・イギョンで良かったとも思うジレンマ。
・カン刑事の好きなシーン
一方で僕がカン刑事で良かったなと思うが、最終回ラストの語りですね。
赤い月青い太陽は児童虐待がテーマの作品ですが、一連の事件を通じでカン刑事も思うところがあったようで。
子供を育てるという責任について語っていたのが印象的です。
あとになってはカン刑事をはじめとした若い捜査チームの無鉄砲さが作品に合っていたかなとも思う。
それに子供からしたら、カン刑事は警察というよりはお兄ちゃん的な雰囲気でもあったでしょうからね。
より子供に寄り添う雰囲気は出たのかもしれない。
ナム・ギュリの落ち着いた雰囲気といい、良いバランスだったのかもな。
イ・イギョンは20年にYOUTUBEチャンネルを開設。
こうして普段のしゃべりを見ると、落ち着いていて良い人そうだな。
20年3月には車に飛び込んで死のうとしている一般人を助けたニュースもありました。
そういえばそんなニュースがありましたが、あれがイ・イギョンだったんだな。
韓国警察の112通報センターの広報大使を務める 俳優イ・イギョン、自殺しようとしていた泥酔者を救う。。
「#イイギョン」の韓流LIVE: https://t.co/QA1WGL3o1Y pic.twitter.com/GkVLhD86qz— wowKorea:韓流ドラマK-POP (@wow_ko) March 26, 2020
夜中に車止めて降りて、救助できるかと言えば、なかなかできることではないと思うぞ。
このニュースは1週間ぐらい遅れて報道されたわけですが、報道後も謙虚な姿勢を見せたイ・イギョンです。
人の命を救ったんだから興奮してSNSに投稿したりしちゃいそうだけどな。
この一件でも男をあげたイ・イギョンです。