20年にチャンネルAで放送された韓国ドラマの「嘘の嘘」です。
主演にイ・ユリ、ヨン・ジョンフンら。
チャンネルAといえばドラマの話題性が最も低いテレビ局になります。
初回の視聴率は1.16%と低い数字ですが、同局ではそう悪い数字でもありません。
2話で2.6%を記録していますが、これが「平日午後3時の恋人たち」の2.11%を抜き、チャンネルAの歴代最高視聴率となっています。
それくらいドラマ視聴率の低いテレビ局だったのですが、嘘の嘘は最終回で自己最高視聴率8.2%を記録。
地上波ドラマ並みの良い数字を残しましたね。
ちなみに先日「ショーウィンドウ」というドラマが歴代1位を更新して、22年2月現在は歴代2位となっています。
地上波に負けない視聴率を記録したわけですから、少なくとも大衆性があるドラマだということはわかりますが。
脚本家のキム・ジウンは過去に「清潭洞アリス」、「前世の敵」といった連続ドラマも執筆している人になりますね。
ゆえに典型的なマクチャンドラマになるのではという懸念もあったわけですが・・・。(嘘の嘘というタイトルもそれっぽいし)
しかし、そうはならなかったようですね。
連続ドラマは分量が長いのでどうしても退屈になりやすい面があるのですが、今作はミニシリーズなのでその手の批判も少なかったようです。
比較的ストーリー展開が速く動きがある点は評価が高いですね。
肝心のストーリー面もしっかりとしていると評価されます。
ただ終盤に関してはあまり評価が高くなく、結末もはっきりと終わるタイプのドラマではないので好き嫌いが分かれております。
それでも脚本家の過去作の中では良いドラマとされているようですね。
決して、とんでも展開のドラマではないようだ。
ヒロインのイ・ユリの評価が高く、今作の興行成功で代表作の1つになりましたね。
男主人公のヨン・ジョンフンも女性視聴者の評判が良いみたいだ。
さすが絶頂期のハン・ガインと結婚した男・・・。
サスペンスメロドラマなので、ジャンル的にも視聴者層が広いんじゃないかな。
最終回の評価がイマイチなのは残念だけど、この手のジャンルにはありがちな問題点。
でも興行成功した話題作ですし、ジャンルやキャスト的に好きなら見るとよさそうなドラマですね。
これは僕も見てみようと思うドラマです。