18年にKBSで放送された韓国ドラマ「最高の離婚」です。

主演にチャ・テヒョン、ペ・ドゥナ、イエル、ソン・ソック。
フジテレビで放送された同名の日本ドラマが原作になりますね。

・最高の離婚の視聴率は

最高の離婚は初回4.0%でのスタートとなっています。
自己最低は7話1部の1.9%で、地上波歴代ドラマ視聴率ワーストランキングにも顔を出していますね。
13話で自己最高の4.5%、最終回は4.4%となっています。




中盤に視聴率を落としていますが、終盤に挽回しているのは良い傾向ではありますね。
僕はJTBCで放送されているイメージがあったので、意外と悪くない視聴率だと思ったのですが。
地上波のKBSであれば低い数字ですね。

まあ、前作の「ラブリー・スター・ラブリー」が実質、歴代ワースト視聴率を記録したドラマですからね・・・。
「最高の離婚」は視聴率1%台を1度しか記録していないし、4%台まで回復したので当時のKBS基準で言えば悪くはない。

・最高の離婚の評価は?

韓国では日本ドラマのリメイクが低視聴率にあえぐことが続いております。
成功したリメイクといえば「マザー」がありますが、こちらも平昌オリンピックと放送時期が被ったので視聴率は必ずしも高くはない。
(ケーブルテレビのtvNドラマですが、最高の離婚よりは高い視聴率・・・)

最高の離婚はその「マザー」と同じ坂元裕二脚本作品になります。
マザー同様、最高の離婚の日本版は韓国の日本ドラマファンの間では人気のドラマのようですね。




ペ・ドゥナが秘密の森以来、テレビドラマに復帰することもあり、それなりに期待されたドラマでもあります。
(ちなみにソン・ソックとナム・ギエがマザーのリメイクにも出演している)
視聴率こそ低いですが評価は必ずしも悪くないドラマですね。

まず「最高の離婚」というタイトルが刺激的に聞こえるけど、刺激的なエピソードではないですし。
むしろ穏やかなドラマで共感もできるところもありその点も好評です。




ただ韓国の原作ファンの間では、原作と比較し好き嫌いは分かれているみたい。
日本版よりも倍近く放送時間が長いので、それだけオリジナルエピソードも増えます。
そして韓国なりの脚色もあるわけで、その点も好き嫌いが分かれるところ。

主演4人の演技は非常に評価が高いところですね。
特にペ・ドゥナの自然な雰囲気は彼女の強みがよく出ているとされます。




ただ総合的にはマザーよりもずっと評価の低い作品になりますね。
「日本ドラマのリメイク」というだけで、斜に構えて見る人は多いでしょうし、そういう人の評価を覆すほどのインパクトはなかったドラマです。

視聴率の推移を見ると、好き嫌いが分かれて離れる視聴者も多かったけど、好評の口コミもあり盛り返したというところかな?
ペ・ドゥナは同性のファンも多い女優さんでしょうし見てみるのも良さそうですね。
日本に縁のある作品だし、原作ファンの方も見てみるのも良いかもしれません。