
概要
22年から23年の韓国ドラマ「ミッシング」シーズン2を見ました。
主演にコ・ス、ホ・ジュノ、アン・ソヒ、イ・ジョンウン、ハジュンら。
シーズン1を詳しくは覚えていないのですが、素材は良かったけど物足りなさが強かった印象。
シーズン2ではその不満が大きく解消されていました。
ミッシング2の改善点
シーズン1の1番の不満はサブカップルであるハジュンとソ・ウンスの比重があまりにも大きかったことです。
それに伴い、他の村人のエピソードが弱くなった点が非常に物足りない印象として残っています。
その点、シーズン2ではドラマの構成が大きく変わり、村人それぞれのエピソードの比重が増えました。
シーズン1ではヒロイン各でありながら空気のようだったアン・ソヒの比重が増えた点も良いところ。
比重が多すぎて非好感キャラになっていたソ・ウンスのようなキャラクターがいないし、ハジュンも印象の良いキャラになりましたしね。
OSTに関してはシーズン1の方が印象に残っていますが、シーズン1の方が良かった点はOSTぐらいかな。
(あとはコ・スのルックス・・・)
ミッシング2の残念だった点
大きな不満はないのですが、それでもいくらか残念な点がありました。
1つはそれなりの比重があった村人であるアリスのエピソードが宙ぶらりんになったこと。
仮にシーズン3が制作されても、アリス役のキム・テヨンちゃんはずいぶんと成長しましたからね・・・。
村人は年齢を重ねないという設定なので、アリスのエピソードを完成されるのは無理がある。
同じく比重があって印象も良かったアン・ヘジュ先生について、なにも語られなかったこと。
なぜ彼女が村に来たのかもわからないですからね。
まあ、彼女が村からいなくなったら困るので、深堀りできないのは仕方のないことなのかもしれませんが・・・。
それにしても、もう少し彼女についても語られてほしかったな。
いくらか残念なところはあるのですが、大きな不満はなく面白く見ることができました。
ミッシング2のMVP
ミッシング2のMVPですが、これは難しいところ。
強く印象に残ったのはキム・ピルジュン役のチョン・ユンジェとノ・ユング役のキム・テウ。
ピルジュンの比重がもっとあれば雰囲気だけでもMVPにしたかったところ。
キム・テウもこれまでのイメージと違っていて印象度も強くMVPにしたいところなのですが、最後が急展開で終わった感もあるのが残念なところ。
この2人の悪役キャラが魅力的だったけど、彼らのストーリーが物足りなかったですね。
そこでMVPと呼ぶには比重が少ないのですが、アン・ウニ先生をMVPにあげたいところ。
ウニを演じたクォン・アルムのルックスも良く、シーズン2のつかみとしては文句なしだった。
彼女が早々に消えたのは残念ですが、あの寂しさがこのドラマの特徴ですからね。
終盤まで引っ張るとシーズン1のソ・ウンスみたいになりそうだし、仕方がないですね・・・。
(ウニが非好感キャラにはならなくても、お母さんを見るのが辛いドラマになりそう)
まとめ
その他、細かい不満を言えば長期行方不明者が簡単に見つかりすぎな気がする点もありますが、それも仕方がないのかな。
あっけなく消えていく感もあるけど、それも素材を考えたら仕方がない。
なんにしてもシーズン1に比べると完成度が高くなって満足度がアップしたドラマです。
シーズン1は素材の良さだけが目立った印象でしたが、シーズン2は素材から期待するドラマになってきたと思う。
まだまだ良いドラマになる余地があると思うので、シーズン3も期待したいですね。






