16年にMBCで放送された韓国ドラマの「モンスター」です。
主演にカン・ジファン、ソン・ユリ、パク・キウン、スヒョンら。
前作は最終回で12.7%を記録している「華麗なる誘惑」です。
モンスターは「町の弁護士 チョ・ドゥルホ」、「テバク」と言った競合の存在もあり、初回7.3%と特に良い数字ではありませんね。
21話で初の10%突破。
最終回50話で14.1%となっています。
全話平均10.2%も前作の10.6%より、やや下がっています。
テバクの次は「ドクターズ」という強い競合がスタートしたのも不運です。
さらに終盤の競合には「雲が描いた月明り」もいましたからね・・・。
視聴率が思うように伸びなかったのは仕方がないのかも。
モンスターの脚本家は大ヒットドラマ「ジャイアント」、「サラリーマン楚漢志」、「お金の化身」、「奇皇后」などを執筆している凄い人です。
それゆえに注目度も高かったわけですが・・・。
モンスターはジャイアントと似ている設定が多いドラマと言われます。(MBC版ジャイアントと言われる)
脚本家の偉大な過去作と比較すると、そこまで優れたドラマではないという評価ですね。
期待値が高すぎるゆえに、物足りなさが残ったところ。
とはいえ、高速展開である点は高評価。
また好き嫌いはあるようですが、コメディもあるので作品が重くなりすぎないのも良いところとされる。
ただそれでも序盤は苦しい展開が続くようですね。
次第にスッキリ展開で高評価です。
韓国では高い期待値が災いになった様子ですが、日本では評価の高いドラマですね。
16年とやや古いドラマで、ミニシリーズではなく50部作とボリュームもある。
今から見るならキャスト目当てというケースが多いのかな?
カン・ジファンが事実上の芸能界引退状態ですから、貴重な作品でもある。
韓国でも酷評されているタイプのドラマではないので面白く見ることができるでしょう。
気になるなら見てみると良いドラマですね。