18年にtvNで放送された韓国ドラマ「マザー」を見ました。
原作は芦田愛菜ちゃんの出世作でお馴染みの日本のドラマになりますね。
韓国版は百想芸術大賞の作品賞を受賞した鉄板ドラマになります。
これは見た方が良い韓国ドラマの1つですね。
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— KOARI(コアリ)-韓国エンタメ・トレンド情報サイト- (@Koari_korea) January 14, 2018
・マザーの虐待シーンについて
今回の僕はは2度目の視聴になります。
初めてマザーを見たのは、韓国ドラマを見始めた初期だったと思う。
そのときに思ったのは虐待男(ソン・ソック)のシーンを見るのがつらいということ。
特に前半は虐待シーン以外にも、大人に振り回される子供がかわいそうで見るのがつらかった記憶。
改めて見ると当時ほど嫌な気はしなかったな。
韓国ドラマのリアルな演出に慣れたからなのか、2度目の視聴だから耐性ができていたのかはわかりませんが・・・。
ちなみに原作の虐待男はゴミみたいな人間ではあるけど、韓国版みたいなサイコパスではないようですね。
韓国版は凶悪犯なので見るのが嫌になるところはあるかもしれない。
だけど彼の過去もしっかりと深堀している点は素晴らしいドラマ。
あと虐待と言えば実母役のコ・ソンヒが役に合いすぎているw
コ・ソンヒはヒロインよりも悪役系のサブヒロインが似合っているのでは・・・。
かつては演技面で批判されることも多かった女優さんですが、マザーでは高評価を得ていますね。
・子役のホ・ユルが素晴らしい
マザーのMVPはなんといっても子役のホ・ユルです。
芦田愛菜ちゃんとはイメージが違いすぎるので、原作ファンとしては気になるところでしょう。
原作を見ていない僕でも気になるぐらいだから。
でもストーリーが進むにつれてホ・ユルの演技も成長していくし、幸せを感じているのかどんどんかわいらしい女の子になっていくし。
終盤の泣きの演技も素晴らしいから、こっちも泣かされるしw
マザーは作品性も素晴らしいけど、イ・ボヨンとホ・ユルを筆頭に役者の演技が素晴らしいですね。
それは悪役のソン・ソックとコ・ソンヒも一緒。
脚本の良さに加えて俳優の熱演が没入度を高めます。
・ウェルメイドドラマのマザー
百想芸術大賞の作品賞を受賞するだけあって、高い作品性を誇るマザーです。
韓国版は原作に比べると「親が子供に与える影響」を、より強く描いているとされます。
主演クラスから脇役まで複数の母親が登場しますが、主演クラスのストーリーがしっかりとしている。
(イ・ボヨン、イ・ヘヨン、ナム・ギエ、コ・ソンヒ)
作中で最も母親らしい姿を見せたのがイ・ヘヨン。
彼女の母親としての姿が素敵でしたね。
マザーは実際に母親の立場の人が見たら、僕が見た印象とはガラッと変わるんだろうな。
イ・ヘヨンのセリフにグッとくるところもあるでしょう。
コ・ソンヒを見て「自分も虐待しているのではないか」とか「知らずのうちに子供に悪い影響を与えているのではないか」と思うこともあるでしょう。
自分の親としての振る舞いを振り返るきっかけになるかもね。
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マザーは本当に素晴らしいドラマで、脚本もよくできている。
児童虐待がテーマなのでどうしても暗い雰囲気にもなるけど、終盤は母親の強い愛をきちんと描いていますし。
だから見終わった印象がとても良いドラマです。
児童虐待の啓発や警鐘を鳴らす社会派ドラマとしても存在感がありますね。
日本のドラマが原作なんだし、これは見た方が良いドラマだ。
文句なしの名作。
いまの日本は社会派ドラマをやらないのでこういう作品は貴重ですね。