韓国ドラマ「刑務所のルールブック」の人気キャラであるペン部長。
キャラ名はペン・セユンとのことですが、これはペン部長を演じたチョン・ウンインの長女と同じ名前になるみたい。
・実は良い人だったペン部長
チョン・ウンインは強面だし、最初は悪い刑務官のように見えたペン部長です。
刑務所のルールブックの序盤(拘置所)は、良い人に見えて実は悪い奴だったというキャラが続いていました。
しかしペン部長は作中初の、悪い人に見えて良い人だったキャラになりますね。
口が悪くイ・ジュノとはそりが合わない様子でしたが、とにかく規則通りのジュノと違い受刑者に寄り添う良い刑務官。
違法に酒を造って飲んでいたことも見逃してくれましたが、ジュノであればあり得ないことでしょう。(ジェヒョクがいなければ)
ジェヒョクも刑務所生活で1番の恩人にペン部長をあげていましたね。
実際にはジュノが1番の恩人でしょうが、それは学生時代からの親友だからこそ。
野球ファンでもなくジェヒョクに対して私的な感情のないペン部長がジェヒョクに良いよいにしてくれたのは彼の人柄を物語ります。
ペン部長のトラウマでもある、過去の火災事件のエピソードでも彼の人柄が伺えましたが。
天敵でもあったパクサが尿路結石で入院したときも、良い食べ物をこっそりと差し入れたり、苦しむパクサを気遣って医者に相談した。
ユ・ジョンウがソン刑務官を襲ったと誤解してしまったときも、素直に謝罪したペン部長。
ジョンウは(無実とはいえ)著名な殺人犯だったし、当時は態度も決して良いものではありませんでした。
そんな男を相手に刑務官が謝罪しただけでなく、心を開いて事件の真相を問いただそうとしたのも凄いですね。
・悪役で有名なチョン・ウンイン
チョン・ウンインと言えば、そのルックスから悪役を務めることも多い俳優さんです。
元々はギャグキャラで知られた俳優だったようですが、大ヒットドラマ「君の声が聞こえる」の悪役が代表作でもあります。
当時は近所で買い物をしていたら通報されという逸話の持ち主・・・。
99億の女でも家庭内暴力シーンを演じております。
この99億の女はペン部長で免疫のある僕でも見るのが嫌になるほどの演技だったからな。
それくらい悪役が似合う俳優さんです。
刑務所のルールブックでは善人を演じたわけですが、過去作では「Love In Memory」というウェブドラマでも良い父親を演じているようです。
いろんな役をこなす俳優さんですな。