七日の王妃 評価

17年にKBSで放送された韓国ドラマ「七日の王妃」です。
主演にパク・ミニョン、ヨン・ウジン、イ・ドンゴン。

フィクション系のロマンス史劇ですね。

・七日の王妃の視聴率は?

初回視聴率は6.7%という可もなく不可もなくと言ったスタートを切った七日の王妃です。
2話で5.7%と1%も落ちているけど、3話では6%台に復帰しています。
しかし7話で5%台に落ちると、9~14話は4%台と明らかに視聴率が落ちてしまいました。




他局で競合ドラマがスタートした影響もあるのかもしれませんが、いずれにしても悪い傾向です。
もっとも終盤15話以降は6%台に復帰。
18話で自己最高視聴率7.7%を記録し、最終回も7.6%を記録しています。

視聴率の推移で言えば決して悪くはないのですが、全話平均視聴率は5.9%ですから時代劇ドラマとしては低めの数字です。
前作「推理の女王」が9.5%、前前作の「キム課長とソ理事」が15.9%を記録しているので、当時のKBS水木ドラマとしても低い数字になりますね。
(ちなみに後続作は当時伝説の低視聴率ドラマ「マンホール(全話平均2.1%)」)

・7日の王妃の評価は?

いくらフィクションのロマンス劇とはいえ、時代劇は幅広い視聴者層がいるので高い視聴率を記録しやすいです。
それでも視聴率が低かったのは、面白くないというよりは、見る人を選ぶ理由があったからだと思われる。
つまり、好き嫌いが分かれるテーマだということです。

それが何かというと、とにかく悲しいドラマだということです。
最終回で涙するだけでなく、最初から最後まで悲しい雰囲気のドラマですからね。
しかも最初から悲しい結末が予告されたタイプのドラマになりますから。




だから見る人によっては疲労感もあるドラマだと思われる。
良い悪いではなく好き嫌いの問題ですね。

とはいえキャストの演技面は非常に評価の高いドラマです。
いまとなってはラブコメで明るいイメージが強くなったパク・ミニョンですが、今作は涙の演技が好評。
ヨン・ウジンとの切ないロマンスも好評です。




視聴率的には伸びませんでしたが、決して酷評されているようなドラマではないですから。
切ないドラマであることを理解して、ジャンル的に好きなら見るのも良さそうなドラマですね。