先日、SBSの金土ドラマ「悪鬼」が最終回を迎えました。
主演にキム・テリ、オ・ジョンセ、ホン・ギョン。
初回視聴率は9.9%という高い数字でスタートした悪鬼です。
2話で二桁に乗せていますね。
6話で自己最低視聴率9.5%を記録していますが、一桁視聴率は1話と6話だけ。
最終回で自己最高視聴率11.2%を記録し、有終の美を飾りました。
視聴率が横ばいなのは寂しいところですが、ホラージャンルであることを思えば仕方がないですね。
視聴者層が限られるなか、数字を落とさなかったのは良い傾向。
今作はホラー、スリラーなどの要素があるオカルト系のドラマになります。
脚本家は「シグナル」でお馴染みのキム・ウニ作家。
キム・ウニ作家といえば、前作「チリサン」が21年ワーストドラマと酷評されています。
それでも大物脚本家だしキム・テリの存在もあって、期待度は高かったドラマ。
結果、好き嫌いの分かれるジャンルなのに安定した視聴率を記録。
視聴率面だけでなく、話題性もあって興行成功となったドラマです。
民俗学とホラーの融合という、新しい素材も好評ですね。
ちなみにキム・ウニ作家といえば、オープンエンディングやバッドエンドが多く最終回の評判が悪い脚本家になります。
それが今作は最終回の結末もきれいに仕上げた点も非常に評価が高いですね。
ストーリーやキャラクターの評価も高い。
キム・テリ、オ・ジョンセらキャストの演技も好評で、没入度も高い作品になったようですね。
韓国でも好評で興行成功したドラマなので、興味があるなら間違いなさそうなドラマですね。
ただ大物脚本家&大物女優のキム・テリの作品とはいえ、大衆受けするジャンルではありません。
著名なイケメン俳優がでるわけでもないので、見る人を選びそうなドラマです。