韓国ドラマ「ストーブリーグ」でドリームズの大エースだったカン・トゥギ。
野球ファンにとっては贔屓球団にいてほしい選手NO.1ですね。
演じたハ・ドグォンは野球のユニフォームがよく似合っています。
・カン・トゥギのモデルは?
韓国の大エースと聞いて日本に馴染みのある投手といえば、やはりソン・ドンヨルでしょう。
まあ、20代以下だと知らないかもしれませんが、中日ドラゴンズで活躍した投手ですね。
ソン・ドンヨルもある程度モデルになっているようですが、それよりもチェ・ドンウォンがモデルとされます。
チェ・ドンウォンは80年代に活躍した投手で、ソン・ドンヨルと並ぶ韓国最高の投手とされる人物です。
ロッテ・ジャイアンツの大エースであり、韓国代表のエース、剛球右腕、チームへの忠誠心、選手会で選手の意見を代弁するなどカン・トゥギとの共通点があります。
(ちなみにロッテはドリームズと最も共通点が多いとされる球団)
またカン・トゥギはチーム内のいざこざでトレードを経験していますが、チェ・ドンウォンもフロントとの摩擦でトレードを経験しています。
さらに脚本家のインタビューによると現役投手のヤン・ヒョンジョンや黒田博樹投手もイメージしながらカン・トゥギを作ったそうです。
日本の野球ファンからしても黒田投手がモデルと聞いて、理解できるところはあるでしょう。
・カン・トゥギの成績は
カン・トゥギの成績ですが、とてつもない数字を残していますね。
20勝3敗 201奪三振 防御率2.21です。
これはジョシュ・リンドブロムの19年(20勝3敗 189奪三振 2.50)の成績がモデルとされます。
ちなみにその他の選手はモデルの数字より過小修正しているのですが、カン・トゥギは成績を上げていますね。
また、作中でペク・スンスGMと約束した「3敗まで」というのを守る結果となっています。
ハ・ドグォンはヤン・ヒョンジョンをモデルに投球フォームを練習したそうです。
ヤン・ヒョンジョンはサングラスがトレードマークの選手ですね。
ところでハ・ドグォンは野球経験者ではないので、キャスティングされてから野球の練習を積んだようです。
ストーブリーグに出演した元プロ野球選手のキム・ギムに教えてもらったりしたらしい。
始球式も経験していますが、けっこう良い球を投げていますね。
未経験者だとは思わないでしょう。
40歳を超えているのに、たくさん練習したんでしょうね。(肘を痛めたらしい)
・ハ・ドグォンは大ヒットドラマに出演
カン・トゥギのイメージから想像ができませんが、ハ・ドグォンはミュージカル俳優です。
ストーブリーグの出演で知名度をあげると「覆面歌王」にも出演しています。
さらには大ヒットドラマ「ペントハウス」にも出演。
カン・トゥギとは真逆のキャラを演じて話題に・・・。
こんなの、カン・トゥギでしか知らなかったら笑ってしまいますねw
同じSBSなのでストーブリーグを意識しているのか、キャラ名も「マ・トゥギ」となっています。
でもカン・トゥギと同じ俳優だとは、言われなきゃ気が付かないだろうな。
ストーブリーグも大ヒットドラマなので、その恩恵もあった様子。
しかもカン・トゥギは人気キャラですしね。
良い配役をもらったわけですが、それを完璧にこなしたハ・ドグォンも素晴らしいです。