20年にSBSで放送された韓国ドラマの「ザ・キング:永遠の君主」です。
主演にイ・ミンホ、キム・ゴウン、ウ・ドファン、キム・ギョンナムら。
20年最大の大作と言われる話題作ですね。
❅*॰ॱ白馬に乗った王子様は、
時空を超えて現れました❅*॰ॱ別世界から現代の韓国に突如現れた若き皇帝。出会ったのは真っ直ぐな女刑事。
並行する2つの世界で、2人の切ない想いが交錯する❄人気脚本家キム・ウンスクが贈る✨
『ザ・キング 永遠の君主』配信中!#ネトフリ pic.twitter.com/LvD9eiddyr— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) April 18, 2020
・ザ・キング永遠の君主の視聴率は?
前作は最終回で14.6%を記録したヒット作の「ハイエナ」です。
「ザ・キング」も大きな注目を集めてのスタートですが、11.4%とまずまずの視聴率。
しかし2話の11.6%が自己最高視聴率になります。
3話以降、二桁視聴率を記録したのは1度だけ。
11話で5%台に落ちるなど視聴率はかなり低迷し、最終回も8.1%に終わっています。
興行不敗のスター作家キム・ウンスクが初めて負けたとされるドラマです。
もっとも、海外人気はあるドラマなので必ずしも興行失敗とは言えないのですが・・・。
「コラム」今後の展開が見逃せない!#イ・ミンホ 主演『ザ・キング:永遠の君主』#ザ・キング永遠の君主https://t.co/NhklMY4uie pic.twitter.com/eOfexdjkMf
— Korepoコレポ (@Kkorepo) May 14, 2020
・ザ・キング永遠の君主の評価は?
キム・ウンスクの過去作「相続者たち」のイ・ミンホ、「トッケビ」のキム・ゴウンの共演で大きな期待があったドラマです。
イ・ミンホにとっては除隊後初のドラマという話題性もありました。
それが近年最大の失敗作(期待の高さの裏返しではありますが)と言われるほどコケてしまったわけです。
理由としてあげられるのが、わかりにくいストーリー展開があります。
またキム・ウンスク作家特有の小恥ずかしいセリフも評判が悪いです。
元々好き嫌いの分かれるタイプの脚本家ではありますが、それでも女性を中心とした大衆性のある作品を書いてきた作家さんです。
それが今作は長所が失われ、短所が目立った脚本になったと言われる。
演出面でもPPL(劇中の広告)があまりに多すぎたのが批判の対象になりました。
「PPL・キング」どころか、「テレビショッピング」という蔑称があったぐらい、キャラクターが次々と食品や美容器具の宣伝をして顰蹙をかいました。
ビジュアル的には華やかな面もあった演出ですが、この酷いPPLは没入度を下げた大きな原因です。
「トッケビ」の #キム・ウンソク と
#キム・ゴウン が再タッグ ☂#イ・ミンホ にときめいて…切なくて…
今日も夜更かし確定。『ザ・キング:永遠の君主』を観て
あなたも別世界への門を開いてみませんか?https://t.co/WHOqWU9ilm#おうちで本気出す pic.twitter.com/hglFjwnDoq— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) May 2, 2020
それでも「ザ・キング」はマニア層を形成したと言われますが、大衆性には欠けたようですね。
放送時、日本のイ・ミンホファンからも残念な作品という声が少なくなかったドラマです。
それでも海外人気はあるドラマなので、イ・ミンホやキム・ウンスク作家が好きなら見るのも良いかもしれません。
それに後半の評価は決して悪くない作品です。
批判が大きいのは序盤で見るのを辞めた視聴者が多いのも理由。
なんにしても高い期待に応えたとは言えないドラマなので、よほど雰囲気やキャストが好きじゃないとおすすめはできそうにない。