大ヒット韓国ドラマ「夫婦の世界」のサブヒロインであるヨ・ダギョンです。
一応、作中最大の悪女という設定になるわけですが・・・。
※ネタバレ表現あり
・アンチの少ないダギョン
悪女設定のダギョンですが、意外とアンチが少なかったことでも知られます。
理由もいくつかあるのですが
・テオやパク・インギュの方が強く嫌われた
・女性キャラでもミョンスクの方が嫌いという人が多い
・ソヌにいつも言い負かされるので強敵感がない(イェリムにも毎度負ける)
・むしろいつもソヌに余計な一言を言われ傷ついているのでかわいそうに見える
・主人公のソヌも悪いことをしたり、不可解な言動がある
・そもそも悪女っぽい描写が少ない
決定的なのが、悪女っぽい描写が少ないことですね。
序盤の不倫ぐらいしか悪い行動がないですし。
結婚後も不倫の反省の色がないのは悪いこともかもしれませんが・・・。
よほど不倫を許せないならともかく、言動が比較的まともなので特に嫌う要素がないキャラです。
・やっぱり悪くないダギョン
作中、久しぶりにダギョンの悪そうな描写があったのが13話(現地基準)。
ジュニョンが問題を起こし、土下座をして謝るソヌのもとに現れたダギョンです。
まあ、これも悪い顔に見えるけど、結果的にはソヌの尻拭いをしているわけですからねw
ジュニョンが問題を起こしたのもソヌとテオが寝ているシーンを目撃して荒れたわけですし。
ソヌのあの衝撃行動があっただけにダギョンが悪いようにも思えない人も多いでしょう。
相手のお母さんと利害関係が一致したからこういうことになっただけで、2人が仕組んでソヌを陥れたわけじゃないですしね。
このときのダギョンは悪女というより、むしろ主人公の行動に近い。
続く14話ではジェニを虐待したとジュニョンを攻めたシーンがありました。
これは悪いところだけど、その後テオがジュニョンを殴ったことからダギョンよりもテオの悪さが目立った印象。
直後、またもやソヌの余計な一言で大ダメージをくらうので、ダギョンの悪い印象が薄くなり、かわいそうな子という感じに・・・。
(立て続けにイェリムさんにも大ダメージを食らわされるしw)
ジュニョンとはそれ以前にもソヌの元から離そうとしたり、留学を進めたりしていましたが。
別に誘拐したわけではなく、まっとうな言葉でジュニョンを説得していたし。
留学もジュニョンの世話が嫌でさせようとした可能性はあるけど、その描写はなかったのでまともな行動に見えるし。
ジュニョンとのやりとりは「不倫でめちゃくちゃにしたお前が言うな」というところはあるけど、言動自体はまともですね。
理由はなんであれ、むしろ一生懸命な良い母親に見えるぞ。
・ダギョン最後の結末
最終的にはテオと離婚してシングルマザーになったダギョンです。
若く美貌も誇り、家柄も良いのでそこまで苦労をしない可能性はある。
逆に家柄が良いところだから、不倫女として有名になったところもある。
そしてテオにソヌの代わりとして扱われた傷は大きいようで・・・。
図書館でイケメン男性にアプローチをされるも、黙って席を去ったシーンがありました。
あまり悪女っぽいキャラではないので、新しい恋の予感を演出するシーンでも良かったと思うけど。
そうではなく男を寄せ付けないダギョンが描かれました。
シングルマザーという立場になったダギョンですが、娘は不倫中に妊娠した子供ですから。
娘本人や周囲の人にそれを知られたくないという気持ちも強いでしょう。
なんにしても不倫の強い後悔を感じる最終回のダギョンでしたね。
ダギョンを演じたハン・ソヒは、いまでは若手スターに出世しています。
それもダギョンがアンチの少ないキャラだったというのも理由になるのかもしれませんね。
まあ、不倫が悪いといってもソヌも不倫みたいなことをしたしなw(ついでに脅迫した)
ソヌも善良な人間としては描かれていませんし、ダギョンだけが悪いキャラではないですね。
ダギョンは本当になんだかかわいそうなキャラだった。
意外と悪くないキャラで拍子抜けたところはあるかもしれないですけどね。
ドラマは大ヒットしてハン・ソヒもスターになったので成功と言える結果です。