20年にJTBCで放送された韓国ドラマ「天気がよければ会いにゆきます」です。
主演にパク・ミニョン、ソ・ガンジュンら。
原作は同名の小説があるようですね。
放送時のJTBCは、金土ドラマ枠で「夫婦の世界」が大きな話題になっていた頃。
「天気がよければ会いにゆきます」が放送されたのは月火ドラマ枠で、こちらは当時から21年11月現在まで視聴率は出ていない枠になります。
初回視聴率は1.9%で、2話で自己最低視聴率となる1.6%。
3話以降は2%台をキープし、最終回で自己最高視聴率2.7%を記録しています。
3%を記録すれば及第点と言えるのですが、2%台では高いとは言えない視聴率です。
しかも若手のラブコメならともかく、パク・ミニョン&ソ・ガンジュンと、キャリアも人気もある2人なので余計に低視聴率の印象が強くなりますが。
低視聴率だったとはいえ、必ずしも評価の低いドラマというわけではありません。
実際に視聴率が伸びていないだけで、落ちてはいないですからね。
固定視聴者は獲得していたドラマになります。
当時は夫婦の世界が良くも悪くも話題沸騰だったわけですが。
あのような展開も早く刺激的なドラマは受けがいいし、話題性も強いです。
一方で、天気がよければ会いにゆきますは刺激的なドラマではないですからね。
見た目通りのヒーリング系ドラマなので、大衆性という意味では低くなるのかもしれません。
ゆっくりとしたストーリー展開なので、好き嫌いは分かれるのかもしれませんね。
ちなみに、競合として同タイプのドラマ「半分の半分」が放送されていました。
こちらは低視聴率により全16話の予定が12話に短縮され、いわゆる打ち切りとなったドラマです。
それを思うと、天気がよければ会いにゆきますは原作小説のファンからも評判が良かったとされるドラマですからね。
マニア層を形成したドラマですから、雰囲気的に好きな人にはハマるドラマでしょう。
そういえば少々意外ですけど、ソ・ガンジュンがこの手のロマンスドラマの主人公を演じるのは初のことだったようですね。
ソ・ガンジュンはハマり役ということで非常に評価が高いです。
パク・ミニョンは「キム秘書はいったいなぜ」、「彼女の私生活」と2作連続で漫画原作のラブコメに出演していました。
ラブコメ演技が好評だった女優さんですが、今回のヒーリング系ロマンスでも高評価を得ています。
日本でもファンの多い両者ですから、役者目当てで見るのも良さそうです。
とはいえ、ゆったりとした雰囲気のドラマという点だけは理解した方がいいかもしれませんね。
いくら好評だったドラマとはいえ、ゆっくり展開が苦手な人には退屈で面白くないドラマということになるかもしれません。