先日、MBCの金土ドラマ「捜査班長1958」が最終回を迎えました。
主演にイ・ジェフン、イ・ドンフィ、チェ・ウソン、ユン・ヒョンス、ソ・ウンス。
タイトルからわかるように、1958年が舞台のドラマ。
71年から89年に放送された「捜査班長」シリーズの過去を扱ったドラマになるそうです。
初回は10.1%という高い視聴率でスタートした「捜査班長1958」です。
しかし自己最高視聴率が3話の10.8%ですから、あまり伸びませんでした。
4話の7.1%が自己最低視聴率ですが、これは競合の大ヒットドラマ「涙の女王」が終盤だった影響ですね。
ただ涙の女王が放送終了後も視聴率は伸びず、最終回は10.6%となっています。
視聴率が伸びなかったのは残念ですけど、高い視聴率を記録したドラマではありますね。
24年上半期最高の話題作の1つとしてスタートした「捜査班長1958」です。
かつて放送された「捜査班長」は韓国ドラマの捜査ジャンルの元祖となるような人気シリーズですからね。
終盤には70~80年代に放送されたキャストが特別出演する演出もあったみたい。
主人公のイ・ジェフンに関しては賛否あるようですね。
レトロな雰囲気の中、1人だけ髪型が現代的なので浮いているという声があります。
それでも次第にキャラクターが馴染んで、良い評価を受けています。
ただ高視聴率というのは、テレビの視聴者層と時代や原作を懐かしむ人がマッチしているのが大きな理由でしょう。
我々日本人がかつての韓国を舞台にしたドラマを見たところで、同じ意味で楽しめることはないでしょう。
ストーリーテンポが速いところは高評価ですが、キャラ描写が深くはないので単調なドラマという声もあります。
韓国の中高年をターゲットに作られたドラマなので、正直なんとも言えないところ・・・。
キャストが好きなら見てみるのも良いと思いますが、日本での口コミを出そろうのを待つのも悪くはないかな。
今作に限れば視聴率が良いというだけで大衆性が判断できないし、おすすめはしにくいところ。
様子見と言ったところですかね。