18年から19年にSBSで放送された韓国ドラマ「皇后の品格」です。
主演にチャン・ナラ、チェ・ジニョク、シン・ソンロクら。

21年6月28日からBS日テレで再放送があるようですね。

・皇后の品格の視聴率は?

同枠ドラマは18年の「リターン」以降、視聴率面ではイマイチ伸びていませんでしたが。
皇后の品格はその「リターン」のプロデューサーと、大物脚本家キム・スノクの作品ということでも注目を集めたドラマです。
主演のチャン・ナラも興行不敗(当時)の人気女優ですしね。




その皇后の品格は初回7.2%の視聴率でスタートと、平日のミニシリーズとしては比較的高い数字となっています。
6話で初の視聴率10%超え、その後も10%以上をたたき出していますね。
12話で自己最高視聴率17.9%、最終回は16.5%となっています。

ちなみに競合はソン・ヘギョ&パク・ボゴムの「ボーイフレンド」やキム・スノクのライバルである(?)ムン・ヨンナム脚本の「がんばれプンサン」があります。
がんばれプンサンが最高視聴率20%を超える大ヒット作なので、それがなければ皇后の品格ももっと高い視聴率を記録した可能性がある。
(プンサンの視聴率が20%を超えたのは、先に皇后の品格の放送が終了したのも大きな理由ですし)

→皇后の品格のキャスト

皇后の品格 キャスト&登場人物

→皇后の品格の相関図

皇后の品格の相関図

・皇后の品格の評価は?

皇后の品格は現在放送中の大ヒットドラマ「ペントハウス」シリーズと同じ、キム・スノク脚本です。
キム・スノクは連続ドラマの脚本を書くことが多かった人で、ミニシリーズ執筆は9年ぶりのこと。


ミニシリーズですから、連続ドラマよりもストーリー展開も早かった点は好評です。
それが比較的若い層にも受けてドラマのヒットにつながったようですね。
それはペントハウスも同様ですが。

そしてペントハウスと同じように、皇后の品格は議論が絶えなかったドラマになります。
例えば現場の制作スタッフの長時間労働、チェ・ジニョクとシン・ソンロクが撮影中にケガをするなど。
(チェ・ジニョクは制作陣との不和の話も聞こえてきたし、放送延長分は降板となった)




あとは暴力シーンも議論になっていますね。(ペントハウスと同様に・・・)
序盤から議論があるなか中盤の拷問のシーンや、終盤の妊婦暴行シーンなど絶えることなく議論となる暴力シーンが。
ペントハウスは19歳の年齢制限があるけど、皇后の品格はそうではないですからね。

地上波ドラマなので年齢制限なんて、あってないようなものではありますが。(誰でも見られるし)
そうはいってもイメージが悪いところはあったのかもね。

ただこのような問題がありながらも、視聴者からはシーズン2の声もあるほどの人気ドラマとなっています。
時代劇っぽい印象を受けるけど、大韓帝国が現在まで存在しているという新鮮な設定も評価されています。(作中にはスマホも出てくる)




まあ、シーズン2待望論があるのは終盤の不完全燃焼感があるも理由のようですけどね。
議論が絶えなかったのも、良くも悪くもそれだけ話題性のあったドラマということですし。
制作陣が大物なので気になるなら見ても良さそうなドラマですね。