17年にKBSで放送された韓国ドラマ「ゴー・バック夫婦」です。
主演にチャン・ナラ、ソン・ホジュンら。

前評判の高いドラマではなかったようですが、終わってみれば非常に評価の高い名作です。

・ゴー・バック夫婦の視聴率は?

ゴー・バック夫婦は初回4.6%でスタートし、これが自己最低の視聴率です。
その後は5~6%台を記録し、最終回で自己最高視聴率の7.3%を記録。
有終の美を収めています。




とはいえ、非地上波ならともかく、地上波のドラマとしては高くない数字。
これは放送時間が23時からという遅い時間のスタートなのが影響していると思われます。

もともとは成人漫画が原作なので食わず嫌いをした人もいるでしょうし。
あとはドラマのテーマがリアルタイムでテレビを見ない、若い世代に向けたものだったことも視聴率がでにくかった理由でしょうね。
(チャン・ナラの相手がソン・ホジュンというのも、格の違いから疑問視されたところ)

・ゴー・バック夫婦の原作は

先も言ったように、ゴー・バック夫婦の原作は成人漫画になります。
要するにアダルト要素のある作品ということですね。
この成人漫画を脚色して制作したのがゴー・バック夫婦になります。
露出シーンが多い漫画を見るのが嫌な人は、ドラマを見ればOKということですな。




脚本家のクォン・ヘジュは20年の話題作「ハイバイ、ママ!」の脚本家でもあります。
しかし、ハイバイ、ママが酷評されたことから、ゴー・バック夫婦は再評価の流れに・・・。

ちなみにゴー・バック夫婦とハイバイ、ママにはいくつか共通点もあり。
コ・ボギョル、ソ・ウジン、キム・ミギョンが出演すること。
子役が実際の性別とは逆。(ゴー・バック夫婦は女の子が息子役、ハイバイママは男の子が娘役)
そしてヒロイン(チャン・ナラ&キム・テヒ)が毎回のように泣くということです。

・ゴー・バック夫婦の評価は?

現地ではウェルメイドドラマとして高く評価されているゴー・バック夫婦です。
放送前こそタイムスリップという設定、チャン・ナラとソン・ホジュンという組み合わせなど不安視されたところもあったようですけど。
チャン・ナラはもちろん、ソン・ホジュンもキャリア最高の演技で好評を得ました。

視聴率こそ特に高くないけど、ネットを中心とした話題性も抜群だったドラマです。
つまりがリアルタイムで見ない20~40代ぐらいの若い世代からの支持が強かったドラマというわけですね。


2010年代後半の家族ドラマでは数少ない名作の1つ。
17年に放送された韓国ドラマでも屈指の名作になります。
コメディとしての面白さもあり、感動もあり、ファンタジードラマのテーマや演出も高評価です。

かなり評価の高いドラマなので、シーズン2制作の期待もあったようですけどね。
プロデューサーがJTBCに行っちゃったので制作される可能性がほぼなくなりました。
ちなみにそのプロデューサーは芸能番組を担当していた人ということで。
その点もほかのドラマとは違う楽しみが見いだせたところでしょう。




これはもう鉄板ドラマなので、見るとよさそうなドラマです。
僕の見るジャンルのドラマではないけど、ゴー・バック夫婦は見てみようかなと思う。
韓国で高評価なので間違いなしですね。