韓国ドラマ「悪の花」のキャラクターであるペク・ヒソンです。
ペク・ヒソンを演じたキム・ジフンはこれまでとは違うイメージのキャラクターを演じて好評ですね。
※ネタバレ表現あり
・ラスボスだったペク・ヒソン
この手のドラマは悪役に魅力がないと面白くありません。
そういう意味で今作のラスボスであるペク・ヒソンは魅力的なキャラでした。
主人公であるト・ヒョンスとの縁の設定も良かったですしね。
ペク・ヒソンの魅力は悪役への変身です。
真犯人っぽかったとはいえ、最初はかわいそうにも見えたキャラクター。（事故の加害者だけど）
それが恐怖、不気味さのあるラスボスキャラに変貌を遂げたわけです。
ペク・ヒソンはヘルパーさんが本当は読唇術ができることを見抜きました。
お母さんは秘密が漏れないように聴覚障碍者であるヘルパーさんを雇い、読唇術ができないという嘘にも気が付いていなかった。
でもヒソンはヘルパーさんを怪しんで、読唇術ができることを見破り、そして殺した・・・。
・最終回が惜しいペク・ヒソン
個人的に残念なのが終盤のペク・ヒソンです。
ト・ヒョンスとの対峙でいいところがなかったですからね。
あそこでト・ヒョンスが苦戦するようなシーンが欲しかった。
その点は似た印象を受ける「ボイス」のモ・テグ(キム・ジェウク)に軍配が上がる。
最後のヒソンはヒョンスとジウォンのメロへの起爆装置といったところですからねー。
キム・ジフンのルックスも良く魅力的なキャラクターではあったのですが、手強いラスボスというわけではなかったのが残念なところです。
僕はト・ヒョンスのキャラが好きではなかったので「悪の花」のロマンスシーンが楽しめませんでした。
スリラーとしては楽しめたんですけどね。（ヒョンスもロマンスじゃなくてスリラーは良かった）
それだけに意外とあっけなくペク・ヒソンが死んでしまったのが残念でしたね。
あそこで逃げ切って、もう1度ヒョンスを苦しめる展開であってほしかったかな。
