先日KBSの大河ドラマ「太宗イ・バンウォン」が最終回を迎えました。
約6年ぶりの大河ドラマということで注目されたドラマです。

主演にチュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・チニ、イェ・ジウォンら。

・太宗イ・バンウォン最終回の視聴率は?

初回は8.7%でスタートした太宗イ・バンウォンです。
自己最低視聴率は6話の6.7%。
これは年末特番の影響で、本来は8%台をキープしているドラマ。




その後、8話で初の二桁突破。
しかし視聴率が伸び悩み自己最高視聴率は28話の11.7%。
最終回32話も11.5%に終わりました。

冬季オリンピックや、馬の虐待問題もあり放送休止期間もあったドラマ。
その点も視聴率に悪い影響があったと思われる。

・太宗イ・バンウォン最終回の評価は?

なんといっても落馬シーンの撮影で馬の虐待&事故死、スタントマンのケガという汚点が気になるドラマですが・・・。
作品自体は高評価を受けているドラマになりますね。

今作は全32話ということで過去の大河ドラマに比べると短いドラマになります。
それが近年流行りの高速展開に繋がったこともあり、良い作用があったようですね。

21年は史劇が多かったのですが、ほとんどがファンタジーや仮想王国のストーリーです。
「太宗イ・バンウォン」は実在の人物を描いた正統派の時代劇ですから、時代劇ファンの受けも良いですね。




ただし、比較的短いドラマなので主人公の描写が減ったことの不満の声はあるみたい。
その点は実在の人物を描いているゆえに出てくる不満ですね。
ただ後続作も32部作を予定しているようなので、いまの時代は短い方が良い面が大きいかも。
時代劇が似合わないとの声もあったチュ・サンウクも好評を得ました。

落馬シーン撮影での虐待&死亡事故という最大の汚点がありながらも高評価を得ているので、よほど良いドラマなんじゃないかな。
内容がよくても酷評の流れになりそうなほどインパクトがある事件だと思うけど・・・。
演出に関しては戦闘シーンなんかも評価が低いみたいですが、前作が6年前なのでそこと比較さればかなり進化しているでしょう。




太宗イ・バンウォンは時代劇ファンなら見てみると良さそうなドラマですね。
いまは歴史歪曲にうるさいですから、なかなか実際の歴史を描いた時代劇がないので貴重な作品です。