20年の韓国ドラマでヒット作の「嘘の嘘」ですが。
竜頭蛇尾と言われるほど酷い最終回ではありませんが、解釈が分かれる結末で議論を呼びました。
後に脚本家がインタビューでコメントしたので結末の解釈ははっきりとしております。
・嘘の嘘、結末の解釈
要するにウンスが死んだのか生きているのか、はっきりとわからない終わり方だったので議論になったわけです。
1年後のシーンだったので、ウンスの命日と見ることもできたわけですが・・・。
生きている派としては
・納骨堂に行くにしては楽しそうに準備してた。(服を選んだり、キンパを作ったり)
・納骨堂にウンスの写真がなかった
・花束もウンスの父とユン秘書の納骨棺の下に置かれたのでウンスは生きている。
死んでいる派としては
・さんざん難しい手術で死ぬ可能性が叫ばれていた(臓器提供の話もあった)
・手術中のホタルのシーンが死の暗示に思える
・納骨堂へ行く際、ジミンとウジュが車内で意味深な顔
・車内の家族写真も手術前に撮ったものだった
・ウンスが1人だけ白い服を着ていた(ジミンとウジュは黒だから余計に・・・)
・ウンスのセリフがなかった
このようなことから、どちらかと言えば死んでいるように思える演出。
生きている派の「命日ならヨンジュンが来ないのは不自然」という指摘もあるけど、マスターズ優勝のニュースが流れていたので彼はアメリカにいたのでしょうし。
・ウンスは死んだのか?
しかし、結論としては「ウンスは生きている」というのが作者の言葉になります。
ユン秘書の納骨堂の移転のお手伝いをしていたから、ウンスは先についていたということのようですね。
ですからハッピーエンドのドラマということになります。
生きている方が良い結末ではありますが、それならもう少しわかりやすくハッピーエンドにしてもらいたいところですね。
わざとどちらにも解釈できる演出にしたように感じる。
まあ、この点は不満ではありますが、そこまで悪い最終回ではなかった。
感動も大きかったですしね。
僕は好きな作品ですし、ウンスが生きているなら素直に喜びたいところです。