ミス・モンテ・クリスト

21年にKBSで放送された韓国ドラマの「ミス・モンテ・クリスト」です。
主演にイ・ソヨン、チェ・ヨジンら。
タイトルからイメージできるように、「モンテ・クリスト伯」の男女が逆になったようなドラマになりますね。

23年2月23日からBS12で放送がスタートしますね。

・ミス・モンテ・クリストの視聴率は?

前作が視聴率20%を超えたヒット作「秘密の男」ということで、その恩恵も期待できたドラマです。
実際に初回視聴率は14.6%と高めの数字。
17年に「私の男の秘密」という似た名前のヒット作がありますが、それ以降のドラマでは最高の初回視聴率になります。




ドラマの方も視聴率の方も浮き沈みがあったようですが、最終回100話は15.9%でフィニッシュ。
自己最高視聴率は97話の17.6%です。

自己最低視聴率は5.5%ですが、これはバレーの日韓戦があったため放送時間の前倒しがあった影響。
それ以外だと5話の12.5%が最低になりますね。
19時50分放送開始が19時10分放送になっただけで、10%も視聴率が落ちるものなのか・・・。

→ミス・モンテ・クリストのキャスト

ミス・モンテ・クリスト キャスト&登場人物

→ミス・モンテ・クリストの相関図

ミス・モンテ・クリストの相関図

・ミス・モンテ・クリストの評価は?

視聴率的には良い数字を記録したのですが、評価は高くないドラマになります。
この手の連続ドラマは中盤まで苦しい展開が続き、終盤の復讐劇ですっきりするパターンが多いです。

しかし、序盤からすっきりするような展開があって好評だったかと思うと、また苦しい展開が続くなど起伏も多かったようですね。
本来なら本格的にすっきり展開になるべき終盤にも新しい事件が出てくるなど、視聴者を混乱させたようです。
最終回の評判も良いものではありませんね。

また、キャストの評価が高くないんですよね。
主演のイ・ソヨンは時代劇ドラマのキャリアが豊富な女優さんですが、今作は演技がぎこちないと言われます。

チェ・ヨジンや男性陣(ギョン・サンファン、イ・サンボ)も同様の評価ですね。
ベテラン陣にもミスキャスティング議論が出るなど、キャストの評価が低いのもドラマの物足りなさを感じさせる原因でしょうが・・・。




そもそも脚本家の前作は13年の「狂気の愛」。
8年の空白期間があるうえに狂気の愛も共同執筆で、その前も09年のドラマのサブ作家としての作品があるだけですからね。
脚本家の力量不足が指摘されています。

僕は連続ドラマを見ないけど、けっこう面白そうな雰囲気のドラマなんですけどね。
韓国での評価は低い作品になります。

ミス・モンテ・クリストはそれなりの話題性もあったドラマですが、近年の同枠ドラマでも「秘密の男」や「優雅な母娘」の方が高評価になりますね。