韓国ドラマ「ミスティ」は僕の好きな作品ですが。
改めて見ると真犯人の伏線もよくできているドラマだと思わされます。
※ネタバレ表現あり
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・真犯人の伏線
ミスティの真犯人は13話の段階で匂わせがスタートします。
それまでの犯人候補はヘラン、ウンジュ、ジウォンの3人でしたね。
13話でようやくカン・テウクが真犯人であろうことが示されていくわけですが・・・。
それまでの伏線もよくできているし、チ・ジニの演技も素晴らしい。
まず12話のラストで目撃者が「男性を見た」という証言をするシーン。
あそこのテウクはヘランの弁護士として動揺しているわけではなく、真犯人として動揺していたわけですね・・・。
その後「その場にヘランもいた」という証言をしたことから、嘘の証言であるとわかり安心。
弁護士として見事に反証しました。
この証言者を巡っては裁判前のピョン検事とのやりとりにも伏線があったんですよね。
あのときのピョン検事の口ぶりからは、テウクが犯人だという証言者が現れたというようにも取れますから。
あのシーンのテウクの動揺もよく描かれていた。
裁判の前はウンジュとのやりとりもそうだ。
あのときテウクは裁判に勝つ自信を見せていましたが。
あれは自信というか勝利を確信していましたからね。
つまり自分が真犯人だからヘランは無罪であることを知っているわけですが。
ついうっかり素の表情を見せ、あれがきっかけで刑事さんはヘラン以外の人物にも目を向けるようになった・・・。
他に目立ったシーンといえば、ヘランにミョンウとの過去を聞いたところですか。
ミョンウと同じようにヘランを信じることができずに罪を犯してしまったテウク。
あの涙はどういう涙だったのか・・・。
・テウクの嫉妬や憎しみの感情
ミスティはキム・ナムジュの演技はもちろんですが、チ・ジニの演技も素晴らしいんですよね。
愛や嫉妬、そして復讐に燃えるテウクが上手く描かれていた。
もとは離婚を考えるぐらい夫婦仲は冷え切っていたわけです。
嫉妬に狂って罪を犯してしまいましたが、放っておけば権力者がヘランを有罪にしてくれる状況だったわけです。
両親もヘランと別れることを望んでいたし、そうして罪から逃れる選択肢もあったわけですが・・・。
そうせずにヘランを守ることを決意したテウクです。
(一方でヘランに対する憎しみの感情もところどころで見せた)
殺人を犯しているわけですから誉められたものではないのですが、ヘランを愛するカン・テウクは本当にかっこよかったな。
1番好きな男性キャラだ。
【#インタビュー】韓国イケメン実力派俳優 #チ・ジニ!出演韓国ドラマ「#ミスティ ~愛の真実~」(DVD発売中)で妻の無実を証明しようとする弁護士を熱演!「僕も犯人を教えてもらえませんでした」
インタビューの続きは韓国エンタメニュースサイト韓スタ!で☛ https://t.co/P6yDTpjgXj pic.twitter.com/iOO6pa4lkE— 韓スタ! (@KanStarpress) December 30, 2019
他にも真犯人の伏線は初めてカンユルの代表に会ったときなど、いろいろあるんですよね。
改めて見ると気づかされるところも多い。
テウクが犯人なのは悲しいところではあるのですが、チ・ジニの演技は素晴らしいですね。
別にテウクが真犯人でもいいけど、もう少し事件の真相を詰めてほしかったな・・・。
さすがにあれが真相というのは非現実的すぎるぞ。